リステリア菌
りすてりあきん
食中毒や感染症の原因となる細菌の一種。
リステリア菌(リステリアきん)は、食中毒や感染症を引き起こす細菌の一種。
牛・豚・鳥・野生動物・魚等様々な動物や川・下水・穀物などの環境のあらゆるところに生息する。
したがって、様々な食品が汚染される可能性があるが、特にミルク、肉などの動物性食品の危険性が高いといわれている。
低温や塩分濃度が高い場合でも増殖できる。
妊婦、赤ちゃん、高齢者、基礎疾患(エイズ・白血病・糖尿病など)がある人など、免疫力が低下している人が感染しやすく、敗血症などを起こして重篤化しやすいため、これらのハイリスクの人は特に注意が必要である。
原因食品
十分に加熱処理されていない食品が原因となることが多く、特にミルクと肉が危険。
アメリカでは十分に殺菌されていないミルクから作られた乳製品(主にチーズ)によるリステリア症が多発しており、問題となっている。