曖昧誘導
精霊の守り人
守り人シリーズの主人公。「短槍使いのバルサ」の通り名を持つ凄腕の短槍使いの女用心棒。物語開始時は30歳。
カンバル国での政争で親を失い、父の友人だったジグロに助けられ、放浪中にジグロから短槍術を習い、ジグロ死後は用心棒稼業をしている。
タンダとは放浪中に知り合った幼馴染で、槍の稽古で怪我をする度に彼の治療を受けており、タンダを一番大事な存在と思うようになる。
「精霊の守り人」編でバルサは川で溺れかけた新ヨゴ皇国の第二皇子・チャグムを助けた。チャグムには水の精霊の卵をその身に宿していたが、国の始祖が精霊を倒した伝説があり、実父の皇帝は国の威信を守るため皇子を殺そうとしていた。チャグムの母から夏至までチャグムを守って欲しいと頼まれたバルサは依頼を受け、チャグムを王宮より連れ出し、追っ手からチャグムを守り通す逃避行が始まった。