演 安藤三男/本多博太郎(スーパーヒーロー大戦Z)
概要
『宇宙刑事シャリバン』に登場する悪役。
死霊界なる空間から現れ、宇宙犯罪組織マドーの幹部となる。
後に『スーパーヒーロー大戦Z』でも登場した。
強大な念動力やエクトプラズムを操る力を持ち、シャリバンを退けただけでなく、
首を分離させて相手を操ることができ、本放送時にメイン視聴層が怖がって視聴率を下げてしまったという伝説のある、みんなのトラウマのひとつ。
『シャリバン』
マドーの幹部として迎え入れられ、イガクリスタル探索に協力しつつ、ドクターポルダーやガイラー将軍ら元々の幹部を翻弄していたが、実は魔王サイコを倒し、自らが幻夢城を占拠し万年王国を築くことを目的としていた。
最終話近くに本性を表し、強大な念動力で魔王サイコを一度は倒すものの、サイコの切り札である戦士サイコラーに技を跳ね返された後、頭部をサイコラーに、胴体をサイコに破壊され死亡した。
準備稿の段階では、実際に魔王サイコを倒し自身の王国を築くことになっていたらしく、『宇宙刑事シャイダー』でレイダーに対抗しうる霊能力を持つ女性が出演予定だった（『宇宙刑事大全』）。
『スーパーヒーロー大戦Z』
オリジナルではサイコと反目していたはずが、なぜか魔王サイコを復活させ、宇宙全体を幻夢界にしようとする野望を抱く。
また「ウェルカム」「ビューティフル」など、リ・イマジネーションなためか、本家とは違う英語交じりの妙な喋り方を見せた。
しかし、地獄大使の死後のゲルショッカー結成時にガニコウモルらによって粛正され壊滅したはずのショッカーを魔法の力でスペースショッカーとして再構成したり、スーパー戦隊に敗れた怪人を手駒として用いるなど、ただならぬ実力の片鱗は見せている。
ヒーローたちを苦しめた後、銀河連邦警察の放った超破壊砲のエネルギーを吸収して、怪人態
スペースレイダーにパワーアップするが、仮面ライダービーストとキョウリュウゴールドの連携に敗れる。
