韓国プロ野球
1982年7月15日生まれ。韓国出身。大学卒業後、2005年に韓國プロ野球、三星ライオンズに入団。1年目から抑え投手を任されていた。この年、韓国シリーズでは3セーブを記録し、新人投手ながら韓国シリーズMVPにも輝いている。
2年目の2006年には47セーブを挙げ、中日ドラゴンズの岩瀬仁紀が2005年に日本球界で記録した46セーブを抜き、シーズン最多セーブのアジア記録となった。
2012年には金龍洙(キム・ヨンス)の227セーブを抜く、韓国プロ野球新記録となる個人通算228セーブを達成。
第1回・第2回・第3回のWBC韓国代表に3大会連続で選出。第2回大会では抑え投手を林昌勇に譲ったものの、第1回大会ではベスト4に貢献。第3回大会は第1ラウンドの全ての試合に抑え投手として登板したが、第2ラウンド進出は果たせなかった。
日本プロ野球
2013年オフに阪神タイガースと契約。阪神時代に藤川球児がつけていた背番号22を継承した。2014年・2015年シーズンは抑えを担当し、2014年のレギュラーシーズンに39セーブ、2015年のレギュラーシーズンに41セーブをあげ、2連連続でセ・リーグ最多セーブを達成。
プロ野球・大リーグ
2016年1月にMLBのセントルイス・カージナルスとの契約に合意。4月にMLBデビューを果たす。
プレースタイル
オーバースローから放たれるMAX157km/hの伸びのあるストレートと縦に変化するスライダーが武器で、まれにカーブも投げる。ストレートで三振を奪う剛腕投手で、投球回を上回る奪三振数を記録している。
冷静沈着な性格で、ヒットやホームランを打たれても顔色一つ変えずに次の打者と勝負する。感情を一切表に出さないので、打者は彼の調子を読みにくい。彼は韓国で「ドルブチョ(韓国語で石仏の意味)」や「クッパンデザン(韓国語でラスボスの意味)」などと呼ばれている。
関連項目
プロ野球 三星ライオンズ(KBO・韓國プロ野球) 阪神タイガース(NPB・セ・リーグ) セントルイス・カージナルス(MLB・ナショナルリーグ)