概要
沙英とは、「ひだまりスケッチ」に登場する人物である。ゆの達の1年上。
アニメのCVは新谷良子。
人物像
藍色のショートな髪で眼鏡をかけている。背が高くてスリムな体形であるが、れっきとした女の子である。スポーツも得意。
ひだまり荘の102号室に住んでいる。
博学で優しく、ひだまり荘のお父さん役(……体形的な含意もあったりして)。
ただしやや意地っ張りな性格で、一度意地を張るとなかなか素直になれない側面も。
親友のヒロとは、一年生の頃からのコンビ。ヒロとは一緒に買い物に行ったり、映画を見にいったりすることもあるようだ。傍から見るともはや百合夫婦だが、うめ先生としてはそのつもりはないらしい――ただし、うめ先生本人にとっても怪しくなるとか。
同学年で別のクラスの夏目から入学早々に一目ぼれされたが、引っ込み思案なうえに時々あまのじゃくな夏目とはなかなか接点を持てていなかった。
後輩達もよく可愛がり、友達には頻繁にゆのや宮子達の話をしている。そんな所がやっぱり「お父さん」。
同じ知性派で意地っ張りな乃莉とは、沙英がパソコン関係に疎い事もあり、たまに言い争いになる事がある。
ヒロと同じく、ゆの達からの呼び名から「沙英さん」と呼ばれる事が多い。
高校生でありながら、雑誌「きらら」に小説を連載している。ペンネームは橘文(たちばなあや)。原稿はパソコンではなく原稿用紙に執筆している。
ひだまり荘の住人はこのことを知っているが、夏目はまだ気づいていなかった(アニメ版)。ペンネームを知ってからは、夏目も積極的に読み、ファンレターまで出している。
やまぶき高校で美術を学ぶ理由は、自分の作品に、自分で挿絵を添えたいため。
智花という妹がいる。
(アニメ版のみのキャラであったが、2012年6月号の「きららキャラット」にて、ついに原作にも登場)
姉妹ともに似た性格なのか、お互い意地を張って打ち解けられない時期があったが、智花のひだまり荘訪問をきっかけに、和解する(アニメ版)。
恋愛の達人を自称しているが、実は異性との恋愛経験は全くない様子。体験談を追及されると、とても小説家とは思えないむちゃくちゃな捏造体験談で馬脚を現す。
(例)
・彼氏が8人いて曜日制。
・自転車に二人乗りして、「腰に手回されちゃったり」した。……なお、実際には妹との体験。
・映画を見に行って、彼氏のお腹が大きく鳴ったのが恥ずかしかった。……と言った直後にヒロに殴られる。
進路は美術大学か文学部かで悩んだが、結局は文学部に入り、ヒロ(と夏目)が行く美術大学に近い事もあり、ヒロと同せ――いや、ルームシェアするためひだまり荘を離れた。
関連イラスト
関連タグ
紗英…誤記または人違い。
ヒロ:嫁(正妻)
夏目:愛人
ゆの:娘その1
宮子:娘その2
乃莉:孫その1
なずな:孫その2
※以上、比喩的な意味で。
智花:妹
美樹さやか:青髪つながりっぽいが、乃莉の方が色々と似ている。