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概要

 原作となる小説漫画ゲームなどでは描写されていなかったエピソードや設定の事。

 一般的にネタ切れ引き伸ばしのための手段(特に日常系の作品や、ものすごく遠大な目的のために戦う人たちを題材とした作品)として使用されることが多く、中には『かいけつゾロリ』などのように、早々にネタを使い切り後半がほぼオリジナルであるアニメや、原作がアニメ放送中に現在進行形で続いているため、それから乖離する「一応の最終回」を作らねばならず完全に原作と違う筋書きをたどる作品(『鋼の錬金術師』、『ソウルイーター』、『トリコ』他)や、時間稼ぎのために無理矢理オリジナルの過去描写を使いしのぎ切る場合(『BLEACH』など)、最終回のために原作の展開を一部変更したりする場合(『頭文字D』first・forth stageなど)もあり、こういった内容は賛否両論となることが多い。

 しかしながら、原作媒体では語られなかったエピソードを補完する(『ONEPIECE』のTVSP「3D2Y」や『THELAST NARUTO THE MOVIE』、『頭文字D Final stage』第4話の終盤など)事もあり、一概に良い悪いとは言えないのも現状である。

 原作者に気に入られれば、そういった描写が原作に逆輸入されることも珍しくない(『ドラゴンボールZ』における主人公の亡父・バーダックなど)。

 また、TVアニメの劇場版は多くがオリジナル展開であることが多い。

 アニメオリジナルといえるかどうかはわからないが設定に変更のある部分も存在する(『2004年版鋼の錬金術師』のキング・ブラッドレイ(原作及び2009年版ではラース、2004年ではプライド)、『頭文字D』の藤原文太インプレッサ(原作ではクールグレーメタリック、アニメではソニックブルーマイカ)と星野好造スカイラインGT-R(原作ではグレードはV-SpecIIでカラーもベイサイドブルーだったがアニメではグレードは生産終了記念モデルであるV-spec II nurでカラーもそのグレード限定のミレニアムジェイドメタリック))

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