ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

アルトワークスの編集履歴

2016-05-09 20:07:10 バージョン

アルトワークス

あるとわーくす

スズキ・アルトの派生車種の一つ。

概要

アルトのスポーツ仕様です。アルトターボRSについても記述する。



アルト・ワークス

1985年に2代目になってから2年後、87年にターボとエアロで武装したホットモデルが登場した。これがアルトワークスである。当時のスズキは「馬力戦争」に積極的に参戦しておりスズキ車の最高出力が後の自主規制値となるケースが見られたが、このワークスの存在によりアルトもその一つとなった。

その後3代目、4代目、5代目(前期)にも設定されていたが、5代目がフェイスリフトを受けた際にワークスを含む全てのターボグレードが廃止されてしまったのである。それ以降、ラパンSS及びKeiワークスがその役目を引き継いでいるとされた。


しかし、Keiは2009年に生産終了。ラパンに関しても全グレードATになってしまったなど、いずれもワークスの後継車種としては今や機能していない。

だが、前述のKeiの普通車版とも言えるスイフトが後に全面改修されスイフト・スポーツとなった。

ワークスの血統はこちらに引き継がれたようだ。税金5倍になったけどな。


が、2015年年末……(続きは↓をどーぞ)


アルトターボRS

2015年3月に設定された、アルトシリーズの(当時)最上級車種。ターボチャージャー搭載・64PS(47kW)エンジンを搭載している点はかつてのアルトワークスと同じだが、ATしかない(ただしそれ相応にチューニングされてはいる上、疑似5速マニュアルモードもついてはいる)うえ、オートエアコンやシートヒーターが標準装備されているあたり、アルトワークスのようなガチガチのホットモデルとは言いがたい


そして、アルトワークス復活へ

ところが2015年11月に開催された第44回東京モーターショーにおいて、そのRSターボのMTバージョンが出展された上、同年12月24日、ついに発売となった。しかも「アルトワークス」と名乗って、というおまけまでついた。ちなみに、RSターボと同時発売しなかったのは、「だって開発に時間かけられなかったんだもーん」だったからだそうな。


レカロシートとENKEI製15インチアルミとKYBショック標準装備で価格は150万円強。アルトと言う車種の中ではベラボーに高い(最廉価グレード「VP(バン)」の約2倍!!)のだが・・・内容考えればバーゲンプライスとさえ言えるのかもしれない。150万円なんて最近の軽じゃ結構ありふれた値段だし・・・。

ってか、レカロ標準装備の軽のカタログモデルなんてこいつぐらいのもんだろう。スズキ本気出し過ぎ。(褒め言葉)


そういえばスズキのボス・オサムちゃんはコペンやS660出たときに「軽は貧乏人の車(=庶民の生活のパートナー)、スポーツカーはいらない」みたいなこと言ってたけどさ…要望があったとはいえ、その後RSだけでは飽きたらずワークスという激辛ホットハッチを出してきてその軽スポーツ勢を真っ正面から襲撃するあたりはさすがスズキである。もう好戦度では完全に前2車の上を行っているといえる。

(まぁ、そもそもそのオサムちゃんが所謂スポーツカーとは別の方向のガチ車の育ての親なんだから、他社が気を抜きすぎなんだが)

さらに細かいこというと、同年代のスポーツ系軽自動車であるダイハツ・コペンやホンダ・S660車重約850kg(これは電動ルーフなどが関係していると思われる)なのに対して、アルトワークスはたったの約700kgである。(ちなみに前述のターボRSも同じくらい)

たった150kgと思われるかもしれないが、軽さは正義なスポーツカー業界、それも軽自動車ではこの差はかなり大きい。だって150kgって言ったらC50スーパーカブ約2台分だよ? ワークスの重量の2割強だよ?

さらに言うとATに限定しても、コペンやS660がCVTなのに対し、アルトはセダン実用モデルの一部グレードを除きAGSというMTのクラッチを自動化した機構を採用しているのも特徴である。(CVTに比べるとミッション周りを軽く作れるというメリットがある)

新車カタログも完全にメカ推しの構成……完全にスポーツカーのそれである。


そして、ワークスの魅力を語る上で忘れてはいけないのは、

ワークスはあくまで実用車アルトのホットハッチ

ということである。


つまり、4人乗れる。(日本市場では実際の使用状況に関わらず、“2シーターの乗用車”は敬遠されがち)

しかも、現行型は5ドアなのでリアシートにも楽に乗れる。

そして、スーパーでレジカゴ2つ山盛りで買い物してもまだ寄り道できちゃう。

その上、軽なのでお財布に優しい。つまり若年層でも購入を現実的に考えることができる。

なのに、普通に軽い、速い、おまけに安くて装備も充実(コペン、S660と比較して)。


つまりワークスは日本の庶民の生活にマッチしたスポーツカーの姿、オサムちゃんの言葉を捩れば「貧乏人のスポーツカー」なのである。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました