概要
陸上では、最大の哺乳類である。頭は大きく、首は短いのである。鼻と上唇が長く、地面の物を口に運ぶことが出来る。上顎の門歯(前歯)が長く伸びて、牙になる。アフリカと南アジアに生息する。
鼻は、万能選手
ゾウの鼻は、上唇と鼻が合わさって長く伸びたものである。
- 水に入っても、鼻をシュノーケルのように使って息をする
- 砂浴びの水飲みの時には、スポイトも働きをする
- 高い所の木の葉にも鼻が届く
- 遠くの臭いにも、敏感である
- 仲間の体に鼻で触れて、親しみを表す
- 鼻の先はの出っ張りで、豆等の小さな物も上手に摘める
- 鼻を休める時、牙の上に乗せることもある
インドゾウとアフリカゾウとの違い
特徴 | インドゾウ | アフリカゾウ |
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体形 | 樽のような形をしている | 楔形をしている |
鼻先 | 鼻先の出っ張りは、上側に一つ | 鼻先に、上下2つの出っ張りがある |
耳 | 小さい | 大きい |
牙 | 雌の牙は小さくて、外からは見えにくい | 雄、雌ともに大きい |