概要
ナックのキチガイアニメーション『チャージマン研!』のパイロット版。
作風がかの『鉄腕アトム』に似ているのは、当時のナック社長の「スーパータロムで鉄腕アトムの夢を引き継ぎたい」という意向があったためである(当時は権利関係でアトムの再アニメ化が不可能となっていた)。
声優について
タロム=研 (しゃべりが似ているから)
ルビー=キャロン (時々早口になるから)
ファイター=バリカン (声が一緒だから)
ではないかとささやかれている。
登場キャラクター
タロム
別名「劣腕アトム」。
西沢博士から「正義」を与えられた。
パワーは1000万馬力(生意気にもアトムの100倍)。
必殺技は体当たりと「春の空」。
「だけどどうして命中したのかな?」
ルビー
別名「劣化ウラン」。
西沢博士から「博愛」を与えられた。
乳首に電極がある。
ファイターと共にスーパーカーに乗って出動する。
超早口。
「タロムミテロボットガヤッテクルワソレカラゲンシリョクセンモ」
「タロムタイヘンヨアノロボットシマヲオソウワ」
ファイター
(一番左のバリカンみたいなやつ)
別名「予算不足」。
西沢博士から「闘志」を与えられた。
しかしその割にはコミカルなロボットであり、どう考えても予算不足でこうなったとしか思えない。
それでもバリカンよりはよっぽど役に立っている。
「ファイターGO!」
西沢博士
タロム達3人のロボットの生みの親。
見た目はどこかの新興宗教の教祖のような姿である。
実験中の過電流と停電で死んでしまう。
「3人をよろしくタロム。」
パパ
お茶の水博士…ではなくタロム達3人の育ての親。別名「お茶濁し博士」。
西沢博士の地球の平和と安全を守るという遺志を継いだ。
しかし原子力船危機時に現場を離れてタロム達3人の前で突如親じゃない発言をしたり、沈没船とその乗員や撃墜された調査飛行機のパイロットなんか知ったこっちゃないような態度を取ったりと、疑問が残るところもある。
「西沢君、スイッチを入れるぞ」
パパの助手
声が子安武人っぽいため、「偽子安」などと呼ばれる。
パパにタロム達のことを尋ねてもスルーされる可哀想な人。
「お子さん達は元気ですか?」
オペレーター
やけにテンションが高い。
しかし沈没船の乗員に関してはパパ同様完全にスルーしている。
どう考えてもオペレーターには向いてない。
「ロボットは現在北北西に直進ちゅ…、エ゛エ゛ーッ、北北西!?そりゃ大変DA!原子力船がいるんDA!」
カイザー様
自称カイザー様(一人称も「カイザー様」)。
部下は使わず、一人でミサイルを発射する、一人でタロムを謎念力で閉じ込めると何でも出来てしまう超人。
電波で動く海底ロボを念力でハッキングする程の能力の持ち主。
「よし、これを使ってカイザー様の恐ろしさを教えてやろう」
「よーし、これを喰らわしてやれ。撃てー!」→自分で発射ボタンを押す
「このカイザー様の世界征服の邪魔をするヤツは許せん!」
「バカめ。逃げたわけではないのに。カイザー様の恐ろしさを見せてやる」
スーパータロムの歌
愛と勇気と正義をもって 光を引いて空を飛ぶ
みんなの幸せ守るため 負けたりしない 千万馬力
スーパータロム~♪
人間よりも人間らしく 涙もあれば夢もある
地球の平和を乱す奴 見逃さないぞ 千万馬力
スーパータロム~♪