概要
ヘリック共和国軍のライオン型ゾイドである、ライガーゼロはCAS(チェンジ・アーマー・システム)による装甲換装によって、幅広い戦い方を行うことが出来る。
パンツァーはその形態の一つで、重火器による敵の掃討・殲滅に特化した形態である。
パンツァー
ライガーゼロの砲撃形態。
砲撃戦ゾイドの火力と防御力、高速戦闘用ゾイドの機動力を両立した、革命的な機体である。
全身にミサイルを満載し、背中には高速戦闘用ゾイドの常識では考えられない重砲・ハイブリッドキャノンを装備。
従来の砲撃による見方の後方支援だけではなく、その機動力で敵の拠点に素早く接近、圧倒的火力で敵部隊を強襲することも可能。
全砲門斉射による必殺技・バーニング・ビッグバンは、小型ゾイドなら部隊ごと殲滅する威力を持つ。
高速で動く武器庫のような機体である。
しかし、アニメではこの設定とは違うことになっている。
アニメでの描写
アニメ『ゾイド新世紀/ゼロ』では機動力と攻撃力の両立という設定は唄い文句に過ぎず、ライガー系の特性を無視した重武装から歩くこともままならない欠陥装備とされている。
重装備で機動性が激減したことでこれまでとは戦い方が違うこと、戦えばオーバーヒートが起こり爆発の危険性まであること、そもそも使う場面がなかったことから、なかなか出番がなかった。
後半になってようやく登場し以降たびたび使用・活躍された。
戦闘では高速で移動するどころか移動すらあまりせず、固定砲台として使われた。