概要
元攘夷志士である坂本辰馬によって設立された星間貿易業を営む株式会社。
地球人と天人を貿易により結びつけ友好関係を築く事を目指している。正式名称は株式会社快援隊商事。
宇宙中を飛び回って商をしている。
時折、地球にもやって来て江戸の商社や商人相手に取引を行うのだが、最高責任者の坂本が超ド天然であるため、知らない内に凶悪な戦闘部族のスパイを大量に地球に送り込む手助けをしてしまったりするなど、厄介事を地球に持ち込む事もしばしば。
坂本の愛船である快臨丸を旗艦とする私設艦隊。
宇宙には危険もある為、艦隊の自己防衛としてビーム兵器の大砲も搭載している。
カラーリングは基本的に赤と黒だが、アニメでは緑、青、灰色の商船も確認されている。
必要に応じてこれら船団が変形合体し、ロボットになる。
ただし、そのロボットは基本的に対巨人向け交渉手段であり、あくまで商売しか出来ない。
股間部から射出されるビーム兵器とかあるけど戦闘用じゃないので注意。
主要人物
坂本辰馬
快援隊社長にして快臨丸艦長。天人、地球人双方に“利益”をもたらす事による関係の調和を模索している宇宙商人。元攘夷志士。
陸奥(銀魂)
カミソリ副官とも呼ばれる坂本の懐刀にして快臨丸副艦長。放浪癖のある坂本に代わって実質的な組織運営を行う。元宇宙海賊。
オババ
快援隊における現料理長。宇宙でもおふくろの味が楽しめると評判。
千鳥の元奴隷であった老年女性で、快援隊篇では坂本との交渉で買い取った酒瓶をラッパ飲みしたり、腰をほぐす為の石ころ云々でくわっ!と表情を変えたり、艦を奪取した折に猶予5分のところをまさかの5秒で大砲発射したりするなどかなり印象的な活躍を見せた。
関連イラスト
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以下ネタばれ注意!54巻参照を推奨。
快援隊創設の契機
現在にして貿易会社である快援隊商事であるが、その前身は攘夷戦争を離脱した坂本が宇宙海賊「千鳥」第二師団の艦隊を奴隷達ごと買い取った折の集団である。
その為、坂本の愛船である快臨丸は元々は千鳥の旗艦だった。
宇宙海賊千鳥第二師団副団長であった当時の陸奥を連れ、彼女が今まで売った奴隷達を買い戻しながら会社を大きくしていった末に築き上げられた株式会社こそ、現在の快援隊である。