概要
坂本は快援隊の社長で船団の艦長。
陸奥は彼の副官であり副艦長である。・・・・が、坂本の放浪癖が災いして船員の多くからは陸奥が艦長扱いされてしまっている。
大義を重んじる坂本の生き方に陸奥は共感しているようで、たとえ彼が危険に陥っても彼の志を尊重し、それに沿った行動を執ると誓っている。
反して陸奥は坂本を、船から突き落した上踏みつけた状態で地上に落下したり、股間を連蹴りしたりと冷遇しており、坂本も彼女に対しては「ぶっ殺すぞ」、「お前と子作りなんぞ御免こうむる」と女好きらしくない態度をとっている。
しかし一方でお互いのことを「優秀なわしの副官」、「奴らしいバカな商いじゃ」と評しており、その信頼関係は深い。
陸奥の坂本への冷遇については、彼がタフな気骨の人物であると信頼しているが故の容赦の無さ、とも取れない事はなく、坂本の彼女への態度もまた、飾り気の一切無いありのままの接し方が出来る、という捉え方もある。
坂本陸奥編(快援隊篇)では、過去に互いが拾い拾われた関係となり、坂本が陸奥と共に奴隷達を解放していった末に快援隊を立ち上げたという事実が判明した。
また、何気に互いを「宝石」と表現しており、その絆の深さが感じられる。
当初は息の合ったガンダムネタの応酬を繰り広げたり坂本の虚けっぷりが遺憾なく発揮されたりと漫才さながらの状況だったものの、直接的な対峙からの苦戦の末、坂本と陸奥のコンビネーションは勿論、徳川喜喜の奮闘もあり、見事これに勝利を収めている。
その折、陸奥の口からは坂本と快援隊の関係性についての言及もあり、彼らの間にある尊く稀有な信頼関係をみる事ができる。
銀魂LIVE CARNIVAL 2016(ANI-ROCK FES)では、なんとライブ合間のアニメキャスト小劇場へ物販のグッズ紹介の為に2人で登場(音声のみ)。
マフラータオルやリボンバンドを陸奥に身につけさせては「めんこい!」「似合うぜよ!」とべた褒めする坂本と、これに対して実に可愛らしい照れっぷりを見せた挙句見事なツンデレを発揮して銃声を響かせた陸奥のやりとりは聞いている会場の方が恥ずかしくなるほどのイチャつき様だったとの事。
近年では坂陸奥アンソロジーをはじめとして、坂陸奥の同人誌や創作は増えてきている。