概要
コミック第54巻収録。第四百七十七~四百八十訓。
アニメ銀魂、第290、291話にあたる。
快援隊の艦長坂本辰馬と副官陸奥の出会いや快援隊創設に焦点が当てられ、現在と過去が交差する。
快援隊が宇宙で商を続ける中、艦長坂本が新たに見込んだ商品『五千万入るバッグ』が悉く赤字に終わった。加えて赤字で余ってしまったバッグを大盤振る舞いと称してスマイルでばらまく彼を、副官の陸奥は生命保険を使った上で海に捨てる。
彼の居場所をチクった本人である銀時が陸奥と居酒屋で飲み、そこで攘夷戦争時代の話や彼女と坂本の経緯を話し合う一方、海を漂っていた坂本は一隻の艦船に拾われていた。
拾って貰えた事に感謝する坂本だったがしかし、その艦船の主は彼と陸奥にとって、過去に因縁のある宇宙海賊の残党だった。
「─────そうさ。わしらは“快賊”ぜよ」
それは拾い、拾われた────“石ころ”と“宝石”の物語。