※注意!アニメ・漫画の『銀魂』の『蓮蓬篇』のネタバレを含みます。
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概要
漫画『銀魂』の『蓮蓬篇』に出てくる交渉専用巨大人型ロボット。陸奥が巨大星人との商談に備え、坂本辰馬に無断で快援隊の宇宙船を改造して作った。快援丸を中心に五つの宇宙船が合体する。
商い用のロボットのため、デザインにネクタイや下駄など商人のモチーフが採り入れられている。
全長はガン(ryもとい頑侍と比べるとかなりの大きさを誇っている。
仮に頑侍の全長が20m級と仮定すると、カイエーンの大きさは、200m以上となる。
合体するのが戦闘機ではなく宇宙船だから、大型化も必然といえるが…。
銀時達が乗り込み、蓮蓬惑星中枢システム「SAGI」に立ち向かった。
アニメ版では全体的なデザインをほぼ原作そのままに、各部をリアルロボット系のシャープなフォルムに変更。銀魂のアニメスタッフの合体・変形バンクや戦闘シーンなどの気合の入れっぷりが激しく、更にはテーマソングまで作られている為、一見さんが見るとロボットアニメに間違われることがある。むしろ皆間違える。
ただ、あまりに気合の入れ過ぎたせいで通常の3倍の予算を食い潰してしまい、アニメ蓮蓬編終了後の番組開始の2回目実写コーナー(註)が紙ペラペラの万事屋のセットになってしまった。無茶しやがって…。
※註
1回目はこれも本当の実写ではなくマネキンを用いていたが、2回目の時に銀時が「マネキンを借りるとき結構高い予算がついた」と語っている。
装備・コックピット位置
商い用ロボットのため基本的には武器は持っておらず、商人の心得を武器にして戦った。
コックピットは全部で六箇所あり、搭乗者の体の動きを直接機体に伝える操縦システムを採用している。
- 股間のビーム
股間の操縦を担当したフミ子が使った。股間のカバーを外し、極太ビーム砲を出す。「SAGI」を倒すまでに至らなかったが・・・・・。
股間から出るビームと「SAGI」に当たった位置から見るとどう見てもいかがわしい本やビデオに出るアレなシチュエーションである。
- 紹介用の名刺
自己紹介用の名刺。名刺交換の際のお辞儀で「SAGI」のビームを奇跡的に回避した。
「SAGI」の足からのミサイル攻撃を足でわたるように回避、そしてミサイルを蹴り返した。
左腕で「SAGI」のドリルを防ぎ右腕のアッパーでドリルを破壊した。
- ふきでもの・・・志村新八
頭頂部についているふきでもの。
無意味なコックピット位置である。しかし壊れた手足をパージして隠し砲台に変形した。
余談
リサイクルショップ地球防衛基地にカイエーンのプラモデルが売られていた。
ちなみに、主人公の銀時を演じた杉田智和以外の残り5名は、全員ガンダムシリーズのアニメやゲームにてガンダムのパイロット役を演じている。杉田氏は「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」内で、ミネルバの整備員ヨウラン・ケント役のほか、複数のMSパイロット役を演じているが、ヨウラン以外は何れもモブ(雑魚)キャラで、唯一の名前アリキャラは第四話に登場したダガーLのパイロット、「ミラー」(EDでのクレジットはダガーパイロット)のみで、ガンダムパイロットとしては出演していない。
それから時は流れて2015年、『ガンダムビルドファイターズトライ』にて杉田氏はカリマ・ケイ役で出演し、遂にガンダムを操縦した(ただし、動かしたのは飽くまでプラモデル、それも相手の実力を測るために使用した予備の機体で、カリマの本命は大型モビルアーマーである)。
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