概要
コミック第41巻収録。第三百五十三~三百六十訓。
アニメでは第232~236話にあたる。
古谷徹氏(江蓮役)や池田秀一氏(米堕卿役)、田中敦子氏(フミ子役)など、ガンダム作品で知られる豪華声優がキャストとして参加しており、本長編もまた頑侍やカイエーン、アレに酷似した蓮蓬惑星母艦やMS戦闘など、サンライズだからこそ可能な熱い演出が成されている。→サンライズの本気
あらすじ
万事屋一行はある日、桂から「捜さないで下さい」と書かれたプラカードを残していなくなった相棒の捜索を依頼される。
記憶を辿り、常に傍にいた筈のエリザベスが一年以上前から家出していた事に気付く桂。捜索の手掛かりを見つける為に桂の隠れ家の一つへ行くと、エリザベスの元カノだというフミ子が現れ、彼が失踪した真相を明らかにする。
エリザベスのルーツだという幻の傭兵部族「蓮蓬」の地球侵略が今や目前に迫っている事を知らされる銀時達の前に、地球を救う為にと久々に帰ってきた坂本、陸奥ら快援隊が姿を見せる。
彼らが宇宙に上がった直後、地上には蓮蓬の兵器“種”による大パニックが起きていた。
侵略行為を阻止する為、万事屋と桂、坂本はフミ子と共に蓮蓬に扮し、蓮蓬の巨大な拠点要塞への潜入を決行する。
闇将軍と恐れられる米堕卿が率いる蓮蓬軍が配備していた対侍用機動兵器「頑侍」を破壊しなければならない銀時達だったが、ギャグとカリスマ性とUNOによって次第に蓮蓬達と打ち解けていく。
侵攻作戦の前に姿を現した、失踪したエリザベスこと江蓮将軍。
地球と江戸の友人達を愛する心に変わりはない彼には、1つの目論見があった─────。
「謀ってなどいないさ。あの星に描いた紙芝居こそ、“エリザベス”の・・・・最初で最後の、偽りのないプラカードだ─────!!!」