Fate/EXTRAシリーズ
ふぇいとえくすとらしりーず
そして閉幕の鐘が鳴る
その目覚めは、誰のものか
概要
あらゆる願いを叶えるとされる願望機、「聖杯」を巡り繰り広げられるバトルロワイヤルを描いた『Fateシリーズ』。その1つである『Fate/EXTRA』を中心として展開されるシリーズ。
世界観
『Fateシリーズ』の殆どはパラレルワールドという違いはあれど、基本的に同じ世界観を元に展開されてきた。しかし本シリーズは他作品とはパラレルワールドでありながら、これまでの作品とは異なる世界観の上で展開されている。
今シリーズの世界観では20××年にイギリスの地方都市で行われるはずだったある儀式が1970年に起きており、それをきっかけに世界中のマナが消滅した上に二次的な大災害も発生し、人類滅亡一歩前の状態となっている。
すなわち今シリーズの舞台は、上記の事件を切っ掛けに分岐した"イフの世界"と言える。
作品一覧
用語集
本シリーズでの「聖杯」。元々は異星の文明が設置した観測器。
正確には月の大きさに匹敵する巨大なフォトニック・ナノ結晶で構成された量子コンピューター。つまりは月そのものがムーンセルであり、聖杯。
今作の世界では月に聖杯が存在するため朱い月のブリュンスタッドがいない(似たような生命体はいる模様)。これにより、EXTRA世界は下記のオーバーカウントによる魔力枯渇以前から分岐となり、あらゆるTYPE-MOON作品と交わらない完全パラレルとなっている。
魔力枯渇現象の別名。その名称からある作品のタイトルを連想させる。
1970年、イギリスの地方都市で行われたとある儀式が発端により、世界からマナが失われ連動するように二次災害的なバイオハザードと自然災害も発生。2000年までに世界人口は1970年以前の2/3にまで減少し、世界情勢は大きく変化する事になる。
限られた資源を長く続かせるため、巨大複合企業「西欧財閥」は管理区域内で支配体制を敷き、文明の進歩は停滞。物語の舞台は2032年と遠い未来だが、文明レベルは現代と大差はない。
本作に登場する新世代の魔術師の総称。霊子ハッカーとも。
魔術理論を基にした演算処理、霊子変換を身につけた魔術師のこと。マナの枯渇により従来の魔術が使えなくなった魔術師たちは、己の魔術回路・魔術刻印を用いて新たなアプローチを行う道を選んだ。なお、従来の魔術師はメイガスと呼び区別。魔術師とは異なる魔法使いや魔力自体をあまり必要としないアトラス院の錬金術師などは、未だ滅びず活動を続けている模様。
ウィザードたちが使う魔術の名称。