JR東日本が485系・183系を種車に改造したジョイフルトレイン。落成後は勝田電車区へ配置され、非電化区間である水郡線などへの入線を考慮してマニ50をベースに改造した電源車も用意した。
485系・183系からの改造と記載しているが、車体は651系をベースにした普通鋼製車体を新造している。車歴簿上は余剰グリーン車からの改造車だが、事実上新製に近い。制御装置などの走行用機器に485系の廃車発生品を使用しているので、485系として扱われている。編成は以下のとおり。左が上野方、右が勝田・いわき方である。
クロ484-2 | モロ484-3 | モロ485-1 | サロ485-1 | モロ484-2 | クモロ485-2 |
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各車両の種車は以下のとおり
- クロ484-2:サロ183-1008
- モロ484-3:サロ189-8
- モロ485-1:サロ189-6
- サロ485-1:サロ481-1002
- モロ484-2:サロ189-7
- クモロ485-2:サロ189-5
1998年以降は車内を和式風に改造し、主に常磐線系統を中心に臨時列車や団体列車に使用している。
ゆうは6両編成だが、1995年5月12日に運行された臨時特急ほのぼの号に「栃木・群馬観光立県推進地方会議」の視察団が乗車することになり、増3号車としてサロ489-1051がゆうと同色に塗り替えて編成に組み込んでいる。