概要
JR東日本が485系・183系・189系を種車に改造したジョイフルトレイン。1991年の落成後は勝田電車区へ配置され、非電化区間である水郡線などへの入線を考慮してマニ50をベースに改造した電源車(マニ50 2186)も用意した。
485系・183系・189系からの改造と記載しているが、車体は651系をベースにした普通鋼製車体を新造している。車歴簿上は余剰グリーン車からの改造車だが、事実上新製に近い。制御装置などの走行用機器に485系の廃車発生品を使用しているので、485系として扱われている。
1998年以降は車内を和式風(⇒お座敷列車)に改造し、主に常磐線系統を中心に臨時列車や団体列車に使用していた。
老朽化のため2018年に退役、同年9月6日付で廃車、年内中に長野で解体となった。
改造車とはいえ、485系としては勝田電車区に所属する最後の車両であり、2013年以降は唯一の車両でもあったため、1985年以降続いた勝田の485系の歴史も幕を閉じた。
小ネタ
ゆうは6両編成だが、1995年5月12日に運行された臨時特急「ほのぼの号」に「栃木・群馬観光立県推進地方会議」の視察団が乗車することになり、増3号車として489系のサロ489-1051がゆうと同色に塗り替えて編成に組み込んでいた。
編成表
←上野 勝田・いわき→
改造種車 | サロ183-1008 | サロ189-8 | サロ189-6 | サロ481-1002 | サロ189-7 | サロ189-5 |
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車番 | クロ484-2 | モロ484-3 | モロ485-1 | サロ485-1 | モロ484-2 | クモロ485-2 |