太陽をイメージした意匠の軍旗。白地に放射状に光線が伸びる赤丸が配されている。
日本の軍事において
大日本帝国海軍の軍艦旗のイメージが先行しているが、大日本帝国陸軍が軍旗として定めたのが最初。この項目のメイン画像になっているのも、陸軍の軍旗である。海軍の旭日旗(軍艦旗)は、赤丸が左に寄っている。現在も、軍艦旗と全く同一のものが海上自衛隊の自衛艦旗として用いられている。
非軍事関連において
一方でいわゆる暴走族とかヤンキーとか言われる手合いの方が好んで使うデザインの一つでもあり、近年では(それらの影響もあるのか、それとも日本の象徴としてなのか)JDMスタイル(※)のカスタムカーにも見ることができる。
※Japanese Domestic Marketの略で、日本人から見ると「日本のクルマ文化(特に走り屋系)をアメリカ人が独自の解釈で取り入れたモノ、およびそれを日本人が逆輸入したモノ」といえる。
また、いわゆる右翼団体もこの柄を好んで使うところがある。こちらに関しては好戦的な発言も多々あるので、まぁ無理はないといったところか。
使い方に関する注意
もともとが軍旗であるという出自や上記の影響もあってか、人によっては「旭日旗を身につけている(ex.車に旭日旗のステッカーを貼っている)=危ない人、怖い人(暴力団やヤンキーからただの脳筋まで開きはあるが)、右翼(嫌韓)、ドンパチ好き」などといったネガティブな印象を持ってしまう場合もあるので、別にそれ自体に罪はないものの使い方に気をつける必要が存在しうるデザインではある。