合法ロリ
ごうほうろり
概要
基本的には、見た目(や声)が幼いが、実年齢が18歳~20代以上の女性を指して使われる。元ネタは声優の金田朋子。
一般的に少女(ロリ)を性愛の対象とすることは社会的に不徳(違法)とされているが、たとえ見た目が少女でも、実年齢が成人に達していることを証明できれば大丈夫(合法)という理屈になる。
単なる成長不足から、ファンタジーの人外キャラのように人間基準では図れない年齢となっている「長命種族・不老不死者」まで、内わけはさまざま。
30超えた辺りからは最早ヴィンテージの域。
また、逆の例として、セリオ(『Toheart』のメイドロボ)のように見た目は18歳以上でも通用するが、実際には低年齢という場合に使われることもある(例として出すセリオの場合実に生後3ヵ月)。
もう一つ。元ネタを有する擬人化(例:艦娘)の場合、見た目が幼くても実艦が「大正生まれのチャーミングレディ」というのはよくあること(如月、文月など)。節分で食べる豆の数を気にしてはいけない。
ただし、あくまでもこの言葉はオタク界隈で使われているネットスラングであり、表現規制のグレーゾーンを揶揄して笑い飛ばすシニカルジョークとして生まれたものである。むしろ「これが合法なわけないだろ! 大丈夫?」みたいな意味合いも含まれているのだ。
世間一般の尺度ではとても「合法」といえないだろう幼女のエロ絵を描いて「登場人物はすべて18歳以上(成人)である」と言い張っても、それの公開方法や流通の乗せ方によっては逮捕や起訴される可能性は日本の現行法では否定された。
「合法ロリ」が合法認定された平成26年6月9日東京地裁判決
かの裁判では実際にCGが児童ポルノにあたるかどうかが問われた刑事裁判だったが、タナー法(身体の特徴を以って女性の肉体年齢を推理する方法)を基に有罪を主張する検察に対し、弁護側証人として入廷した現役AV女優の琴音さらを(彼女の身分を知らない)検察側証人は13歳としてしまい、これが原因で検察側の完全敗訴・無罪となった。検察側控訴断念により無罪確定。日本の法曹界ではタナー法は適用されないこととなり、同日より合法ロリは間違いなく合法ロリとなった。ただし、内容的(ストーリー、年齢以外の設定)なものまで担保されるわけではないのでその点は要注意。
他方、下記リンクに挙がる人物など実在の人物を指すと(個々人の見方によるが)本当に合法となる。
しかし実際の女性に向かって言うのは大変な失礼に値するし、今のご時世だと差別やセクハラとしてやっぱり逮捕されるかもしれないので、その女性の人が自称でもしていない場合は控えた方がよい。