ゼロの使い魔
ぜろのつかいま
概要
著:ヤマグチノボル、イラスト:兎塚エイジ、によるライトノベル。全22巻予定。
略称は『ゼロ使』、『ゼロ魔』。
しかし20巻まで刊行したところでヤマグチが癌に侵されてしまい、執筆中断。21巻を刊行できぬまま平成25年4月4日、著者永眠により、絶筆。著者によると22巻目で完結予定であった。生前のヤマグチのツイートによると、21巻の中途まで書き上がっていたところで診断が下って療養生活に入り、落ち着いたところでラストまでのプロットを作成、執筆再開を目論んでいたところで再入院、という顛末を綴っている。
それから2年ほど経った平成27年6月25日、公式サイトにて(前述のとおり)完結までのプロットが遺されていたことと、続巻刊行決定が発表される。それによると、ヤマグチは(再入院後に)もはや自身による完結は望めないと悟り、編集部に後事を託したという。
平成27年11月25日、21巻の発売日が2016年2月25日に決定し、全世界同時発売である事も公式サイトで発表。
平成28年7月18日、最終巻となる22巻の発売日が2017年2月24日に決定したと公式サイトで発表された。
ストーリー
平凡な高校生・平賀才人はある日突然、異世界ハルケギニアに召喚されてしまう。
彼をこの世界に召喚したのは、トリステイン魔法学院の生徒でありながら魔法の才能がまるで無い『ゼロのルイズ』こと、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだった。
失敗とはいえ、召喚の儀式によって呼び出された才人は、『使い魔』としてルイズと契約のキスを交わす。
すると、才人の左手には使い魔の証である契約のルーンが浮かび上がった。
こうして、ルイズと『犬』扱いされる才人との奇妙な同居生活と冒険が始まった。
登場人物
ルイズ<ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール>(CV:釘宮理恵)
タバサ(シャルロット・エレーヌ・オルレアン)(CV:いのくちゆか)
ティファニア(ティファニア・ウエストウッド)(CV:能登麻美子)
アンリエッタ(アンリエッタ・ド・トリステイン)(CV:川澄綾子)
キュルケ(キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー)(CV:井上奈々子)
モンモランシー(モンモランシー・マルガリタ・ラ・フェール・ド・モンモランシ)(CV:高橋美佳子)
エレオノール(エレオノール・アルベルティーヌ・ル・ブラン・ド・ラ・ブロワ・ド・ラ・ヴァリエール)
カトレア(カトレア・イヴェット・ラ・ボーム・ル・ブラン・ド・ラ・フォンティーヌ)
ギーシュ(ギーシュ・ド・グラモン)(CV:櫻井孝宏)
アニメ
第1期『ゼロの使い魔』が平成18年7月から9月まで
第2期『ゼロの使い魔~双月の騎士~』が平成19年7月から10月まで
第3期『ゼロの使い魔~三美姫の輪舞~』が平成20年7月から9月までそれぞれ放送された。
平成24年1月より3月まで、最終シリーズとなる4期『ゼロの使い魔F』が放映され、原作が未完(後に絶筆を経て上記の通り、続刊の刊行が決定)のため独自の展開で完結している。
(時期はすべてキー局初回放映準拠)
主題歌
第1期
オープニングテーマ
『First kiss』
作詞 - ICHIKO / 作曲・編曲 - 新井理生 / 歌 - ICHIKO
エンディングテーマ
『ホントノキモチ』
作詞 - 森由里子 / 作曲・編曲 - 新井理生 / 歌:ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール(声:釘宮理恵)
第2期
オープニングテーマ
『I SAY YES』
作詞 - 森由里子 / 作曲 - 坂部剛 / 編曲 - 新井理生 / 歌:ICHIKO
エンディングテーマ
『スキ? キライ!? スキ!!!』
作詞 - 森由里子 / 作曲・編曲 - 新井理生 / 歌 - ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール(声:釘宮理恵)
第3期
オープニングテーマ
『YOU'RE THE ONE』
作詞 - 森由里子 / 作曲 - 牧野幸介 / 編曲 - 新井理生 / 歌 - ICHIKO
エンディングテーマ
『ゴメンネ?』
作詞 - 森由里子 / 作曲 - 牧野幸介 / 編曲 - 渡部チェル / 歌 - ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール(声:釘宮理恵)
第4期
オープニングテーマ
『I'LL BE THERE FOR YOU』
作詞 - 森由里子 / 作曲 - 岩崎貴文 / 編曲 - 新井理生 / 歌 - ICHIKO
エンディングテーマ
『キスシテ↑アゲナイ↓』
作詞 - 森由里子 / 作曲・編曲 - 大石憲一郎 / 歌 - ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール(声:釘宮理恵)