シェフィールドとは
- イングランド中部の工業都市の地名。Sheffield。
- かつてイギリス海軍で運用された軽巡洋艦、駆逐艦、フリゲートの艦名。上記都市に因む。
- ゲーム「戦艦少女」のキャラクター。軽巡洋艦「シェフィールド」をモチーフに擬人化。→ シェフィールド(戦艦少女)
- ゲーム「アズールレーン」のキャラクター。軽巡洋艦「シェフィールド」をモチーフに擬人化。→ シェフィールド(アズールレーン)
- ゲーム「艦隊これくしょん」のキャラクター。軽巡洋艦「シェフィールド」をモチーフに擬人化。→ シェフィールド(艦隊これくしょん)
- ライトノベル「ゼロの使い魔」及びゲーム「DDSAT」の登場人物の名前。
- 漫画「コードギアス双貌のオズ」に登場するナイトメアフレーム。
シェフィールド(都市)
人口58万人。
工科の名門大学シェフィールド大学を有する。
世界最古のサッカークラブ、シェフィールドFCがある。
軽巡洋艦「シェフィールド」
サザンプトン級軽巡洋艦三番艦。
1935年1月31日起工。
1936年7月23日進水。
1937年8月25日就役。
1938年には英国で初めてレーダーを搭載した。
第二次世界大戦ではビスマルク追撃戦、トーチ作戦、バレンツ海海戦、アヴァランチ作戦、北岬沖海戦などに参加し、大西洋、北海、地中海にと活躍。
ビスマルク追撃戦ではH部隊の一艦として先行して戦艦ビスマルクとの接触を果たそうとするが、その折に空母アーク・ロイヤルを発艦したフェアリーソードフィッシュ雷撃機14機からなる攻撃隊にビスマルクと誤認され、雷撃を受けるも磁気魚雷が不調で早期自爆をした事もあり回避に成功している。
また彼女の活躍で特に名高いのは1943年12月31日のバレンツ沖海戦で、ロバート・L・バーネット少将の指揮する巡洋艦戦隊の旗艦として、圧倒的優勢なドイツ艦隊の攻撃に苦戦するJW51B船団の駆逐艦等からなる直接護衛部隊の危機に駆けつけ、僚艦の軽巡洋艦ジャマイカと共に駆逐艦フリードリヒ・エックホルトを撃沈し、重巡洋艦アドミラル・ヒッパーを損傷させてドイツ艦隊の攻撃を断念させている。
1967年、解体された。
駆逐艦「シェフィールド」(HMS Sheffield)
42型駆逐艦の1番艦。防空艦及びレーダーピケット艦として「フォークランド紛争」に参加。
1982年5月4日、防空任務中にアルゼンチン海軍の攻撃機「シュペルエタンダール(フランス製)」の発射した対艦ミサイル「エグゾセ(フランス製)」を被弾。
シュペルエタンダールを捕捉していた「HMSグラスゴー」より警告を受けていたものの、要員が配されていなかったことから警告を受けることが出来ず、衛星通信の使用中でミサイル等が照射するレーダー波の探知能力を失っていた。更に対艦ミサイルの使えないミラージュ3と誤認していたことから対空戦担当の半数近くは席を外していた(コーヒーを飲んでいたという有様である)。命中15秒前に艦橋の仕官が目視でエグゾセを発見したものの、それがミサイルだと気付くことなく、防空体制に入ることなく被弾することとなった。
エグゾセの弾頭は不発だったものの、命中の衝撃で乗員に死傷者が発生、燃焼を続けるエグゾセの固体燃料と前部機関室および前部補機室のディーゼル燃料への引火が原因で火災が発生、上部構造の多くが焼失し、加えてエグゾセの残燃料や内装の燃焼によって有毒ガスも発生していた。
追い打ちをかけるように配水設備や発電機等が使用不可能となったことでダメージコントロールが不可能となり、海水を汲み上げて行ったバケツリレーや消火に駆けつけた僚艦の健闘も空しく、多数のクルーが艦より退避する事となった。
4日後に鎮火するも、12型フリゲート「HMSヤーマス」による曳航中に悪天候により浸水し、5月10日に沈没。
その後、イギリス海軍では難燃性防護服の着用の徹底を行っている。
余談ながら、退艦時にモンティ・パイソンの「Always Look on the Bright Side of Life」が乗員達に歌われたとか。
また、当時の新聞記事では被弾時の戦死者に厨房の人員が7名居たことから命中箇所は調理場で、被弾時には昼食のための調理中で調理に使用していたフライ油に引火して火災が起きたとするタブロイド記事が掲載されていた。これを事実として引用する形で日本の専門誌で紹介された結果、フライ油による火災と誤解された模様。
関連タグ
フリゲート「シェフィールド」
ボクサー級フリゲート(22型バッチ2フリゲート)の一隻で1988年就航。
艦砲は搭載していないが代わりに40mm機銃とエグゾセミサイルを搭載している。
2002年退役し、チリ海軍に売却され現在は同海軍のフリゲート アルミランテ・ウィリアムズとなっている。
シェフィールド(ゼロの使い魔)
神聖アルビオン共和国皇帝クロムウェルの秘書。額にルーンが刻まれた黒髪の女性でローブを身にまとう。正体はジョゼフの虚無の使い魔で、あらゆる魔道具(マジック・アイテム)を操る「神の頭脳・ミョズニトニルン」。虚無の力を求めるジョゼフの命を受け暗躍し、ルイズたちの前にも幾度となく立ちふさがる。
ジョゼフを敬愛していたが、第14巻で才人の前に敗北を喫した際、ルイズと才人の間に強い絆が存在するのに対し、自分とジョゼフの間には絆がないということに気付く。第15巻でジョゼフを刺殺した後「火石」を爆発させ、彼と心中した。
シェフィールドは偽名であり本名は不明。「東方(ロバ・アル・カリイエ)」の神官の家の生まれらしい。
関連タグ
サーフ・シェフィールド
セラの精神面のケアを担当していた主治医の一人。
詳細はサーフ・シェフィールドの記事を参照。
関連タグ
シェフィールド(コードギアス 双貌のオズO2)
ナイトオブラウンズ「ナイトオブナイン」専用のKMFの試作機。
電子戦装備に特化した機体で、第二次トウキョウ決戦でグリンダ騎士団に復帰したソキア・シェルパ用に調整された。その後『シェフィールド・アイ』へと改装された。
シェフィールド・アイ
シェフィールドをダモクレス攻略に際して、強化プラン『エメラルド・プラン』によって強化された。
準ドルイドシステム・ウァテスの搭載、『ハイグレイル・ブラッドフォード・ゼットランド』を含めた4機を繋げる相互情報リンクシステム『VTDS』の中核を成す機体。
武装は通常のスラッシュハーケンの他、ウァテス・システムを用いて敵機を自動追尾する半自立型武装「ACOハーケン」。