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曖昧さ回避編集


水上機母艦「アーク・ロイヤル」編集

1914年9月5日進水、1914年12月就役。

第一次世界大戦が勃発したため、イギリス海軍は建造中の貨物船を購入し、水上機母艦として完成させた。

1915年2月1日、ダーダネルス海峡へ向けて出航。ガリポリの戦いを支援。

1918年11月11日、第一次世界大戦が終結。

1920年11月、退役。

1922年9月、再就役。

1934年、ペガサスと改名された。

1940年11月、戦闘機カタパルト艦に改造される。

1942年4月20日、訓練艦となる。

1944年2月、退役。

1946年10月18日、売却されてパナマ船籍となり、ベルギーで商船に戻される事になるが、オーナーが資金繰りに困り転売。

1950年10月、最終的にイギリスの鉄鋼会社が購入し、スクラップとなる。


航空母艦「アーク・ロイヤル」(初代)編集

イギリス海軍がワシントン海軍軍縮条約の空母建造枠の残り(2万t)を使い切るため計画された。

同時期のアメリカのヨークタウン級、日本の蒼龍飛龍に匹敵する中型空母。

同型艦はない。

建造ドックの制約により、水線長208.8mに対し全幅28.88mと、ずんぐりした艦型となった。飛行甲板は前後に延長され、243.83mある。飛行甲板前端に2基の油圧式カタパルトを装備。


1937年4月13日進水、1938年11月16日就役。


1939年9月1日、第二次世界大戦が勃発。イギリスの北西近海に配備され、ドイツ海軍潜水艦の哨戒に当たる。

10月、シエラレオネに配備され、ドイツ海軍装甲艦アドミラル・グラーフ・シュペーの捜索に当たる。


1940年4月、ノルウェーに侵攻したドイツ軍と交戦。

6月23日、ジブラルタルH部隊(司令官:ジェームズ・フォウンズ・サマーヴィル中将)に合流。

7月3日、メルセルケビール海戦に参加。

7月31日、マルタ島へ戦闘機を配送するハリー作戦に参加。その後もホワイト作戦など、同様の任務に当たった。

9月23日、ダカール沖海戦に参加。

11月27日、スパルティヴェント岬沖海戦に参加。


1941年1月6日、ジェノヴァ市を爆撃。

3月8日、カナリア諸島でドイツ海軍戦艦シャルンホルストグナイゼナウの捜索に当たる。

5月、ドイツアフリカ軍団の侵攻に対し、ジブラルタルからエジプトまで戦車を運ぶ輸送船団を護衛(MD.4作戦)。

5月23日、ドイツ海軍戦艦ビスマルク捜索のためジブラルタルから出撃。26日夜、アーク・ロイヤル艦載機の攻撃でビスマルクは舵故障。

7月、マルタ島への輸送船団を護衛(サブスタンス作戦)。

9月、マルタ島への輸送船団を護衛(ハルバード作戦)。

11月、マルタ島へ戦闘機を配送するパーペテュアル作戦に参加。

11月13日、マルタ島からの帰途、ジブラルタル沖でドイツ海軍潜水艦U-81の攻撃を受け魚雷1発が命中。翌朝、浸水により転覆沈没した。


航空母艦「アーク・ロイヤル」(2代目)編集

イギリス海軍が建造したオーディシャス級航空母艦の2番艦。

元々は「イリジスティブル」の名で1943年に起工したが、建造途中に初代アーク・ロイヤルを記念して艦名が変更され、第二次世界大戦終結で工事が中止された。後に工事が再開され、1950年5月3日に進水、1955年2月、建造開始から実に12年越しで就役した。

建造途中で大幅な設計変更が実施されたため、最初からアングルド・デッキと蒸気カタパルトを備え、ジェット戦闘機の運用が可能だった。


1950年5月3日進水、1955年2月25日就役。

本来は新型空母であるCVA-01級航空母艦によって代替されるはずだったが、当のCVA-01級がキャンセルされてしまったため、1968年から1970年にかけて大規模改装が行われた。この改装ではアングルド・デッキの角度増加や蒸気カタパルトの強化などが実施され、ファントム FG.1(F-4Jのイギリス海軍仕様)とブラックバーン・バッカニアの運用能力が付与されている。

ただ、元が第二次大戦中の空母であり、戦後ジェット機の大型化に対応して大型化した空母と比べて小ぶりな船体だったため、艦載機であるファントム FG.1は発艦を容易にするために前脚を伸ばせるようにしたり、小型のエレベーターに合わせてレドームを折り畳み式にする必要があった。また、艦載機の大型化によって搭載機数も最大39機にまで減少している。


1970年11月9日、 地中海でNATOの演習に参加中、ソ連海軍駆逐艦ブラビーと衝突した。

1972年、ベリーズ植民地の独立に際し、領有権を主張するグアテマラの侵攻を防止するために派遣された。


1979年2月14日、退役。スクラップとして売却された。

しかし、アーク・ロイヤルの退役と共にガネットAEWを退役させた結果、イギリス海軍は早期警戒能力を失い、艦隊の対空警戒能力を低下させることとなった。これがフォークランド紛争で低空侵攻して対艦攻撃を仕掛けたアルゼンチン空軍の前に多数の艦船を喪失する一因になったとされ、軽空母に搭載可能な早期警戒機としてヘリコプターをベースとした早期警戒機の開発が行われることとなった。


航空母艦「アーク・ロイヤル」(3代目)編集

イギリス海軍が建造したインヴィンシブル級航空母艦の3番艦。

スキージャンプ勾配によりSTOVL機を運用する軽空母


1981年6月2日進水、1985年11月1日就役。

2003年、イラク戦争に派遣される。

2011年3月11日退役。スクラップとして売却された。


戦艦少女の「皇家方舟編集

Ark Royal


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