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概要

イベリア半島南部半島地域で、モロッコ対岸にある。


ジブラルタル海峡大西洋地中海が分かれ、ローマ帝国時代から要所となっている。

このため、この地を制する者が世界を制すとされたこともあり、イスラム帝国スペイン王国を経て、現在はイギリス大英帝国)の領土となっている。


微妙な領土として

2013年に父親の譲位により即位したスペイン国王フェリペ6世は、即位後まもなくしてイギリス女王エリザベス2世によりガーター勲章を叙勲された。

これが特別だと言われる理由として、「叙勲されるタイミングが(即位年月からすれば)非常に速い」ことがあげられる。


まず、ガーター勲章をはじめとするいくつかのイギリスの勲章は英国王の胸三寸で贈る対象を決めることが出来る。もっとも一応は政府の推薦をもって贈るのが普通だが、プロトコルや儀礼にうるさいエリザベス女王は慣例的に叙勲している国家の君主以外にこの勲章を贈ることが無い。例えば日本今上天皇が叙勲されたのは即位から10年近く経った頃で、通常先んじてロイヤル・ヴィクトリア勲章を叙勲するのが通常の儀礼であった。


ところが、フェリペ6世はこれがかなり早かったわけだが、遠因としてはイギリスのEU離脱(ブレグジット)問題にかかる、ジブラルタルの領有問題にかかっているという説がある。


昔からジブラルタルは英国帰属性の強い地域であり、スペインが領有を主張しても住民の9割が英国領を支持していた。しかしEU離脱問題に関しては、やはり9割が残留を支持し、極めて微妙な情勢にあるる。


おりしもスペイン自体が長らく問題を抱えるバスク、更にはカタルーニャの独立騒動に浮足立っている中においてジブラルタル領有や交通の問題が噴出するのは避けられないと考えられており、そうした中で先手を打ってスペインへの懐柔手段の一手としてこの叙勲が行われたのでは、と囁かれている。


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フォークランド諸島

ジブラルタル海峡

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