概要なのね
別の名をシルフィード。
タバサの使い魔で、メスの風韻竜。全長は6メイル。主であるタバサおよびルイズ一行の移動手段として、作中で度々活躍する。
韻竜とは、現在では絶滅したとされている古代の幻種に属するドラゴンであり、強力なブレスや先住魔法を使いこなし、人語を操るなど知能も高い。
なお、この項目ページのトップ画像は、彼女が先住魔法で変身している、いわば人間態とでも言うべき姿である。見てのとおり、長身でスタイル抜群な童顔の青髪美女なのだが、精神年齢は主のタバサ(十代半ば)よりも少し幼いくらい。
実年齢は200歳すぎだが、これでも風韻竜族としてはまだ子供だとのことである。
最高飛行速度は時速80~150kmほど。
タバサのことは「おねえさま」と呼びとても懐いている。
しかし、初期の頃は韻竜であることを鼻にかけ、人間を自分たち韻竜より下等な存在と見なしていたのか、召喚した主人のタバサのいう事を全く聞こうとせず彼女を「ちびすけ」呼ばわりするなどかなり高慢で生意気な性格だった。
タバサの過酷な境遇を気にかけており、彼女には「恋をするといいのね」とよく言うが、自分の気に入らない男は彼女に近づけたがらない。
なお、この彼女が名乗っている「イルククゥ(韻竜の言葉で「そよ風」を意味するとのこと)」という名前は、彼女が生まれたときに両親からつけてもらった、いわば「韻竜としての本名」であり、契約主のタバサからもらった「シルフィード(ハルケギニアの人類に伝わる同名の風の妖精が由来)」という名前のほうがむしろ彼女の名前としては後発にあたる。