モデルとなった大日本帝国海軍の駆逐艦については「水無月」を参照。
図鑑データ
概要
長らく実装されていなかった、第二十二駆逐隊最後のピース(第二十二駆逐隊任務の自由枠は、本来彼女が入る)。これで、未実装の睦月型は「夕月」のみとなった。
容姿
髪は青でショートカットだが、右側のみが若干長めの独特の髪型となっている。
服装は弥生や卯月と同じタイプの制服だが、月のアクセサリーを付けた水色のネクタイやフリル付きの半ズボンで差別化されている。
なお、駆逐艦娘での半ズボンは彼女が初。
艤装も弥生や卯月とほぼ同じだが、腰に爆雷をベルトで括り付けており、魚雷発射管の位置も皐月など所謂やどかり睦月型と同じ足首となっている。
ちなみに煙突の左側に水無月(6月)の花である「朝顔」を着けている。朝顔の花言葉は「固い絆」「愛情」で実に彼女らしい。
中破時には、姉の睦月や如月同様ブラをつけていることが確認できる。そして縞パン。
性格
表裏がなく竹を割ったようなカラッとしたハイテンション娘。笑いグセがあるのか、常に笑っている。
お淑やかさとは無縁なガキ大将気質ではあるが、その分だけ面倒見の良い器量良し。意外と秘書艦任務や家事全般も卒なくこなせるなどかなり優秀。ただし軽薄で不真面目なところもあるため、たまにサボろうともする。ちなみに食べ過ぎた果てにバルジを基にする乙女なところもあったりする。
好きな飲み物はコーヒー。ただしブラックは苦手。
第22駆逐隊の「皐月」「文月」「長月」とは仲が良く、それぞれ「さっちん」「ふみちゃん」「ながなが」と愛称で呼んでいる。特に皐月とは気の置けない仲であり、よく構っている。
いつか四人で弁当持参の長期遠征に行きたいらしい。遠征は遠足ではないのだがな。
提督にはかなり懐いており、元来の面倒見の良さから世話もきっちりこなしている。
またかなり信頼してもいるようで、入渠時に「覗くなよ」と提督に釘を差した直後に「って、しないかぁ。」とその可能性を自分で否定するくらいには信頼している様子。
人間関係的には親友のそれに近く、お触り関してもスキンシップだと思っているのか特に気にしていない。
余談
図鑑では「潜水艦は厄介」と称しており、潜水艦トラウマ組である事が示唆されている。
これは、史実において敵潜の掃蕩へ向かい、その後消息不明となった事が由来になっている。
その最期は連合国側の記録において明らかとなり、米潜水艦に返り討ちにされ、原義通り轟沈していたというものだった…。
その米潜とは何と雷を葬り去ったハーダー(USS Harder,SS-257)。そして水無月轟沈の数日後、谷風もハーダーの餌食となる事となる。
そのハーダーも約2か月後、第二十二号海防艦によって撃沈されるという末路を迎えたのだが。
睦月型の中で、唯一潜水艦の雷撃によって戦没している。