とらふせナンバーズとは、虎伏號氏が生み出したロックマンオリジナルボスロボット、
及びロクボスの事である。
概要
2010年11月26日、虎伏號氏が0号機であるマザー(とらめ)を開発した後、
数多くのナンバーズを開発した。殆どのは女性型中心とされているが、製作者からの影響もあってか、
野蛮で恐ろしい性格や威勢を持った者も多い。だがその反面色気のあるデザインから
多くのユーザー達の間でも人気が高い。省略名は『DTN(ドクターとらふせナンバーズ)』で、
全部で9体も揃っている。
ナンバーズ一覧
DTN 000:マザー(とらめ)
ナンバーズの試作機であり、人間型のマザーコンピュータ。外見は推測11歳の小学生だが、
中身はナンバーズの指揮官であり、一番の演算能力の持ち主。家庭用程度の強度なので他所のロボットに
対抗する手段は持ち合わせていないが、対ナンバーズの場合は瞬時に全機能を停止させる事が可能なので、
極めて言えばナンバーズ最強である。外見同様味覚が子供なので、甘い物を貰うと超良い笑顔を向ける。
外観はとらふせ博士の若い頃を似せて開発されたらしいのだが、現在に至る博士の風貌が悪過ぎるため、
ナンバーズに強く否定されている。見た目が余りにも幼いので『マザー』と呼ぶには不都合だったため、
『とらめ』と言う名が付けられた。
DTN 001:レディ・ドラゴン
凶悪な容姿だが、寺院や仏像などの文化財の警備や窃盗犯の捕獲と粛清を行う
龍型の警備用ロボットである。元々脆く開発してしまったマザーを守らせる事を考えて製造したのだが、
想像以上に執着するようになってしまい、彼女を女神だの観音様だのと、
必要以上に神聖視して拝んでいる。その代わり、製作者であるとらふせ博士の命令は一切従わず、
逆に文句ばかり言う。他のナンバーズは一応姉妹機と認識しているが、余り興味を示しておらず、
逆に見捨てている。そのためマザーに『ドラちゃん』と呼ばれるとのた打ち回るが、
他人に言われると殺されるらしい。特殊武器は雷雲を呼び出し、強力な雷撃で攻撃する『気象兵器天誅』。
DTN 002:マイクロウェーブウーマン
ナンバーズの中でも唯一の常識人である同時に纏め役。電子レンジが可愛い女の子の声で『お兄ちゃん、あっためようか?』
と言う発言をしたら萌えるだろうと言う博士の発想から生まれたロボット。
家庭用である同時に飲食店や家電量販店に働いているらしく、接客も得意。
だが電子レンジになっている腹部のせいで胴が太い事に気にしている乙女でもある。
ナンバーズ数少ない良心の持ち主であるため、起動してからまだ日の浅い6号機から8号機は
何とか良い子にしようと思ってがんばった結果、そこそこ気性の穏やかな
余り問題を起こさない子になったらしい。だがそれより上の姉妹機は無理であろうと思って諦めている様子。
特殊武器は、普通に食品を温める事も出来る腹部の電子レンジから、一定の範囲内にマイクロ波を放出し、
相手の水分を蒸発させる『マイクロウェーブビーム』。
DTN 003:チーターウーマン
ナンバーズ最速で、サバンナで密猟者狩りをしている豹型のロボット。
だが都市にいるとよく道路交通違法違反でパトカーに追跡される事が多く、
一度素直に警察の制止に従って罰金取られると、『お前の脚なら振り切れるだろ!!』と博士に唆され、
依頼交通違反を繰り返している。その速度はバトル&チェイスの最高速度(400k以上)となっている。
いつも返り討ちに遭うのに、なぜか一つ下の妹機に突っ掛かって行く。(ほぼ同時期に造られていて、
彼女は『自分が相手より早く動く』妹機は『相手を自分より遅くする』と言うテーマで
設計されているからどうしても気になるらしい)博士の十八番である『女の子の柔らかさを
よりリアルに再現する技術』が彼女の製造時辺りから飛躍的に進歩したらしく、
先に製造された姉妹機とは素材から違う。当時それが自慢だったため、無駄に露出部分が
多い設計になったと言われている。スラッシュマンに憧れているらしく、
いつの間にか語尾が『~ジャン』になってしまった。特殊武器は一部の高速ロボ以外回避不可能の
引っ掻き攻撃を仕掛ける『チータークロウ』。ちなみに、ぞにけんナンバーズのビーストマンとは仲が良い。
DTN 004:タートルウーマン
水中で高速に泳げるが、地上での歩行は亀のように遅いとされている亀型ロボット。
そもそも足の素材が歩行用ではないので、地上で長時間動き回る事は困難らしい。
本人は地上での活動が制限される事に関しては全く気にしていないのだが、
『女の子をわざわざ亀モチーフにするとか有り得ない!』とか『人魚とか乙姫とか
綺麗なモチーフたくさんあるのに何で亀なの?美的センスないワケ?』とか、
自分の容姿がいまいち気に入らないほど乙女な部分を持ち、博士に対する文句をたくさん持っている。
一つ上の姉機は鬱陶しくて仕方がないが、襲撃がないならないで『あれ?
どうしたんだろ?』と気になるらしく、非番なのに3日も来ないとキョロキョロし始める。
攻撃手段としては額から出るビーム、防御面も背中の甲羅を向けられたら大抵防ぎ切れる。
ちなみにそれらの装備は地上でも有効なため、自身は殆ど動けなくてもそれらを駆使すれば
そこそこ戦えるらしい。特殊武器は卵型弾を敵に命中させ、その衝撃で粒子を飛び散らせ、
一定時間動作の速度を半減させる『スローエッグ』。
DTN 005:ゲイシャガール
表ではコンパニオン用ロボだが、裏では情報収集用として開発された芸者型の隠密用ロボット。
データ化された情報ならマザーのハッキングで入手出来るが、そうでない噂や個人の希望レベルの話を
聞き出すためにお座敷でコンパニオンを行い、政治家・役人・企業の大物・極道などから
未公開株だの新兵器だの様々な情報を探り出すと言う隠密活動を行っている。
軽く自白剤を含んだ煙管やカメラと録音機を仕込んだ髪飾りを身に着けているのはそのため。
何気に危ない橋を渡っているので自衛用に横兵庫の中にミサイルを仕込んでいたり、
開けば盾になる鋼鉄の傘で身を隠したままショットガンが撃てる仕様の特殊武器
『唐傘散弾銃』を装備している。金銭感覚のぶっ飛んだ職場にいるがケチで、
せっせと溜めて商売道具の改良資金にしている。大人には容赦ないが子供は割りと好き。
仕事や戦闘時はありんす言葉を使用したりするが、実はキャラ作りで、実際は微妙に間違った標準語を使う。(理由は博士が田舎者であり、綺麗な標準語ではないため
訛りが移ったかららしい)ありんす言葉の方が珍しがられて仕事が増える事に気付いたので,
無理矢理使用している。外見は少女のようなマザーや自分より後続のナンバーズには割と優しかったりするが、
教育上よろしくない事を色々吹き込みそうなので、マイクロやケルベロスに警戒されている。
DTN 006:チェーンソーウーマン
左腕にチェーンソーを装着した森林伐採作業用ロボット。3機続けてお色気強調路線で製造してたら、
さすがに博士も飽きて来たので子供っぽく設計された。そのため姉機達に比べると
容姿も性格も子供っぽい。顔も割とボーイッシュにしたのになぜか中身は夢見る乙女になった。
ナンバーズの中でも唯一博士に懐き、よく博士の部屋に入り浸って山積みの資料
(と言う名のロボット漫画やアニメDVD)を漁っている内にドリルに憧れるようになった。
(博士はドリル萌えなので親に似たらしい)そのためクラッシュマンやドリルマンと言った
ドリル系ロボに憧れ、『私もドリル欲しい!!』と駄々を捏ね始めた結果、
頭部に小型ドリル、ドリルと思わせる縦ロールにして『これで我慢しなさい』と無理矢理納得させた。
特殊武器は左手に装着しているチェーンソーで攻撃する『チェーンソーアーム』。
ちなみに、ぞにけんナンバーズのディグマンとは仲が良い。
DTN 007:ケルベロスマン
ナンバーズ初の男性型1号で、刑務所の番犬型看守用ロボット。外では職業柄やたら
威圧感のある口調で話すが、すごく強い上に気性の荒い姉機達に虐げられるため、
パシリ扱いされるほど哀れな目に遭う苦労人である。しかも起動直後に直ぐドラゴンの暴挙によって
破壊された経験を持っているため、ドラゴンに対するトラウマを覚えるようになった。
だが優しいマイクロが一人で家事とバイトを両立しているのを見て手伝うようになり、
結果無駄に器用に家事をこなせるようになってしまった。そのためか研究所での喧騒を
シャットアウト出来る防音設備のしっかりした自室で、一人静かに刺繍をしたり、
少女漫画や詩集を読んでいるのが楽しいほど、オトメンとなっている。マイクロの事を
『真の姉』として尊敬している他、無垢で無害なヒミコは地獄に咲いた花だと思い、
絶対有害な姉機達の影響を受けさせては行けないと、ヤバイ場面に遭遇すると隔離したり、
普段から情操教育に良さそうな本を与えたりなど、とにかく必死な思いで大事にしている。
その結果、ヒミコから『兄さん』と呼ばれる事が物凄く幸せ。特殊武器は
両肩の犬の口から炎を発射する『ヘルフレイム』。他にも背中から鎖を出して、
それに炎を巻き付けて振り回す事も可能である。ちなみに、イラーナンバーズが企画した
ロクボスライブに参加した経験を持つ。
DTN 008:レディ・ヒミコ
彼女の開発中にDr.ワイリーにマザーを奪われ、ロックマンとの対決を強要させる事件が発生した。
機械的なのはロックマンとの対決まで日数が足りなかったからであり、戦闘が始まったから
無理矢理起動させてしまったために未完成のままとなった。博士は一度起動したロボットを弄って、
下手に人格を消去したくないから、そのままにして育っていくのを気長に待つ事に決めた。
機械的な部分は未だに残されているものの、ケルベロスの育成方法のおかげで無垢で無害な子に成長した。
そのため、ケルベロスの事を尊敬している様子。趣味は温泉と銭湯巡り。
特殊武器は相手の特殊武器を一定時間の間に使用不可能にさせる『再殺成仏光』。
製作者
Dr.とらふせ
とらふせナンバーズの製作者だが、根っからの悪党で下衆。『博士』と呼ばれているにも関わらず
ちゃんとした教育機関で学んだ訳ではなく、失業した兵器製造工場の技術者の老人に誘われ、
違法改造を手伝っている内にロボット製造技術を身に付けたモグリである。
右手の義手はパーツの付け替えでランスやショットガンへと可変出来る。
製造者が歪んでいるせいかナンバーズの心はどうも偏っていて、そのせいか
凶暴性溢れる性格のロボットだけしか完成出来なかった。だが『女の子の柔らかさを
リアルに再現する技術』は物凄いクオリティを誇る。しかし、この技術と某オカマタレントの
熱烈なファンである事から、博士自身の性別まで疑う声が上がっている。
ワイリーの魔の手によりマザーを強奪された事で一度はワイリー側に立つが、
逆にワイリーの研究データを全て盗み取ると言うチャンスを狙い、ワイリー敗北時に火事場泥棒を行った。
世界制服には興味ないが、犯罪だけは欠かせないタイプ。日本酒を常備しており、
正装している時は間違ったドレスしか着れないほど、かなり不安定である。
そのため、よく多くのユーザー達の間ではネタキャラと扱われている事が多い。