概要
2010年09月08日、Dr.ワルイー(悪医)氏やぞにけん氏に触発されたドクターイラー氏は、
ナンバーズ1号であるゲームマンから始め、数多くのナンバーズを開発し出した。
殆どは作業用として作られている事が多いが、場合によっては戦闘用にも扱える。
ナンバーズの中には『時間』をテーマにしたロボが多く、二次創作の設定上では、
どこかの時代(ロックマンXの時代と思われる)からウイルス感染中のロボットを、
時空取り寄せ実験で取り寄せた事でナンバーズを暴走させ、
ロックマンを出動させるほどの一時的なトラブルを起こしたと言う。
ナンバーズ名はDIN(ドクターイラーナンバーズ)で、全部で12体(4体は四天王)だが、
後に某国が開発した4体の謎のロボット『ガーディアンフォース』がイラー研究所に襲撃し、
敗れた事で新たに加わり、改めて全部で16体となった。
ナンバーズ一覧
オリジナルナンバーズ
Dr.イラーが始めに開発したナンバーズ。殆どはリサイクルショップやジャンク市で購入した物で
開発されているが、身近で発見した秘宝や隕石などを使って開発されたロボットもいる。
基本的にはメインナンバーズとも言える。
DIN 001:ゲームマン
記念すべき1号機。廃棄されたアーケードゲームの一筐をリサイクルして開発された、
ゲームプログラム構築管理用ロボット。データを一時的に実体化させるシステムを搭載しており、
それを転用したネットワークゲームの管理を行っている。モデルは初代ゲームボーイになっているため、
自身もかなりのゲーマーである。そのため、古今東西の様々なゲームをプレイするが、
チートや裏技に頼らず、正々堂々とゲームクリアを目指している。ゲームなどのメディア作品を通じて
人々が繋がる事により、いつか完全な世界平和が訪れる事を信じている。
特殊武器はデータ構成によって具現化した誘導ミサイルを発射し、着弾後に4方向に分裂した
小型ミサイルを放つ『ゲームミサイル』。
DIN 002:クロックマン
リサイクルショップから買い集めた様々な時計を内蔵した、時空間転移システム実験用ロボット。
本来は過去や未来を自在に行き来出来るはずだったのだが、周辺の時間を自分ごと
数秒戻す程度の力しか持たなかった。過去や未来の物を取り寄せる能力もあるが、
研究所を停電させるほどエネルギーを消費する上、とある大事故を引き起こしたため、
現在は使用禁止になっている。時間に厳しいほど寡黙で真面目で、やや融通が利かないが、
お笑い番組が好きと言う意外な一面もある。特殊武器は自分も含めて周囲の時間を5秒間まき戻す
『タイムリプレイ』。
ちなみにロックマンエグゼ_オペレートシューティングスターには同じ名前のクロックマンが登場している。
DIN 003:ライトニングマン
古くなった避雷針を分解して、ロボットの形に組み直した、雷エネルギー収集用ロボットで、
ナンバーズのリーダー。標高7000mまで上昇し、背中の三つのユニットを広げて、
空気中の雷エネルギーを集め、アースを通して研究所の発電施設まで送る、
研究所のエネルギーを要を担うロボット。一人でいる事を好むが、人付き合いが苦手な訳ではなく、
他のナンバーズが一人でいると必ず声を掛け、緊急時も冷静で適切な判断を下す事が出来るため、
みんなから頼られている。密かにロックマンに憧れているらしい。特殊武器は空気中の電気を集め、
真下に強力な雷を落とす『サンダーブラスト』。
DIN 004:ブーメランマン
とある遺跡から発掘された巨大なブーメランを装備した拠点警備用ロボット。
メインの大型ブーメランのほか、椀部と頭部に小型のブーメランを搭載している。
ブーメランの腕前は百発百中で、競技大会では常に上位に名を連ねる。
正義感が強いがお人好しのため、関わらなくてもいい仕事に良く巻き込まれるが、
当人は寧ろ頼られて喜んでいる。そのため、いつかロボット警察に入隊する事を夢見ている。
趣味は博物館巡り、自分の持つブーメランの歴史を学ぶ事である。特殊武器は、
しばらく進むか跳ね返されると戻って来るアイテム回収可能のブーメランを投げ付ける
『スラッシュブーメラン』。ちなみに、ロボット警察に所属しているぞにけんナンバーズの
サイキックマンの事を尊敬しており、彼の事を『警部』と呼んでいる。
(ただし実際の階級は『刑事』である)
DIN 005:リーフウーマン
博物館のナビゲーションロボットを流用して開発した、土・草・水などのサンプルを回収と分析を行う
環境調査用ロボットで、女性型1号機。背中のユニットは発射後、使用者の意志で操作し、
直接近付けない場所のサンプルも回収する事が出来る。穏やかな性格で趣味は森林浴だが、
時折調査中にのんびりしてしまう天然な一面を持つ。だが本気に怒ると手に負えないほど、
ナンバーズ最強とも言われている。ブーメランマンとは仲が良く、彼が首を突っ込んだ事件の調査に
よく協力している。特殊武器は四つの木の葉型ユニットを操作しながら攻撃する『リモートリーフ』。
DIN 006:ダイナマイトマン
鉱山などで岩盤破壊を行う発破作業用ロボット。体内に積んだ火薬を合成してダイナマイトを製造し、
両手から発射する他、自爆して周辺を吹き飛ばす。両肩に時限式のダイナマイトを即発させる
火炎弾を装備している。ジャンク市で購入したメットールの装甲を大幅に強化して開発したコアは
自立活動が可能で、コアが無事であれば、自爆したボディを簡単に再生出来る。
爆発系ロボにしては珍しく冷静で思慮深いが、コア状態の時は子供のおもちゃにされたりもするが、
元気な子供を見ると喜ぶ。特殊武器は5秒間で爆発する強力な爆弾を接地する『メガトンダイナマイト』。
DIN 007:レーザーウーマン
ジェミニマンなどのビーム搭載型ロボットをモデルにして開発したレーザーシステム実験用ロボットで、
女性型2号機。ボディの大部分が研究所に偶然落下した隕石から採取された
ビームクリスタルで構成されている。本体から4つのオプションユニットに
レーザーエネルギーを補給する事で、バリアを張る事が可能。かなりの自信家で、
『アタシには出来ない事はない』が口癖だが、出来ない事があると諦めずに解決しようとする努力家で、
天才タイプではなく秀才タイプの性格。その分プライドが高いために負けず嫌いである。
特殊武器は四つのユニットを展開し、攻撃にレーザーで反撃するバリアを張る『レーザーバリア』。
DIN 008:ブラックホールマン
人工ブラックホール発生実験用ロボット。構想自体は一番初めに考えられていたが、
難し過ぎて設計段階まで止まっていた。ジャンク市で見付けた中古のブラックホール発生装置を
流用する事でようやく完成したのだが、予想以上に制御が難しい事が判明し、
安全のため三重のプロテクトが施された。その影響か子供のような無邪気な性格になり、
他のナンバーズから弟として可愛がられている。ブラックホール発生装置が重く、
足では自重を支え切れなかったため、背中の半重力ユニットで移動する。
特殊武器は前方に超小型ブラックホールを発射する『マイクロホール』。
四天王
研究所を外敵から守るために開発された研究所警備用、及び戦闘用ロボット軍団。
四天王でありながら全員4人もいて、その戦闘能力はオリジナルナンバーズを遥かに上回るらしい。
ちなみにミッドナイトウーマンが加わった当時、彼女の体内に感染された謎のウイルスにより、
ナンバーズの1号機から11号機まで、つまり全ナンバーズを感染させ、暴走させる大事件が起きたのだが、
SOS信号をキャッチして駆け付けたロックマンの活躍のおかげで、謎のウイルスは完全に消滅され、
ナンバーズの暴走も収まったと言う。
DIN 009:スピードウーマン
加速装置を搭載した高機動汎用作業用ロボットで、女性型3号機。
ロボット五輪陸上加速装置部門で優勝した実力者で、研究所のセキュリティLV1を護る四天王の一人。
特定の作業に特化している訳ではなく、運搬、戦闘、家事など、幅広い作業をこなす事が出来る。
与えられた仕事を的確にこなす強い責任感の持ち主。自分に厳しく無口なため、
クールに見られがちだが、実は単なる口下手で、本当は女性ナンバーズのお喋りに参加したがっている。
ライトニングと供に行動する事が多い。バイザーを身に付けているが、不必要の時は開くようになっている。
やや胸に注目されやすいwww 特殊武器は移動速度が倍化し、スライディングで
無敵の体当たりを仕掛ける『マッハスピード』。
DIN 010:ドラゴンマン
ドラゴンの能力を再現した龍型の戦闘用ロボットで、LV2セキュリティを護る四天王の一人。
空中へ飛行し、数千度の火炎放射を放つ。純粋な戦闘用なのに戦う機会がなかなかないのだが、
本人は気にしていない。なぜか子供のようなやんちゃな正確なため、普段はブラックホールマンと遊んだり、
燃えるゴミを焼却したりしている。悪戯小僧なので、しばしばライトニングマンに叱責されているが、
当人はどこ吹く風。いざ戦闘になると、別人のように荒々しい性格になる。
特殊武器は巨大化した龍型火炎放射で敵に追撃する『ドラゴバーニング』。
DIN 011:アラームマン
目覚まし時計を何度も改造した末に生まれた目覚まし時計型の研究所標準時間管理用ロボットで、
セキュリティLV3を護る四天王の一人。ベルの衝撃音波の他、当たった物の時間を停止させる
ビームで攻撃する。クロックマンとリンクする事で時空を越え、過去や未来の物質を
取り寄せる事が出来るが、制御が不完全であったため、何が繰るかは分からない上、
大事件を引き起こしたために使用禁止となった。子供用名好奇心旺盛な性格のため、
仕事がない時はドラゴンマンやブラックホールマンとあちこち遊び回っている。
特殊武器は敵・地形問わず動きを停止させるビームを発射する『ストッパービーム』。
DIN 012:ミッドナイトウーマン
クロックマンとアラームマンが行った時空取り寄せ実験で、どこかの時代から現れた謎のロボットで、
女性型4号機。高い戦闘能力を持つが、何のために開発されたのかは一切不明。
LV4のセキュリティを護る最強の四天王である。ロボットを暴走させるウイルスに感染した状態で現れ、
ナンバーズ全てを暴走させて、ロックマンを出動させるほどの事故を引き起こしてしまった。
だがロックマンの活躍のおかげで彼女の機能を一時的に停止させ、大掛かりな調整を受けた事で、
晴れてナンバーズの一員となる。だが大掛かりな調整を受けた事でそれ以前の記憶を
全て消失してしまったため、自分はどこから来たのか、誰に開発されたのか、不明となっている。
だがきっと悪い意味をすると思い、それに関する事は決して触れようとせず、
今の時代、そして今の自分で真っ直ぐ生きようとする。頭の回転が速く、
人をおちょくる事を生き甲斐としているが、仲間を認めてくれた他のナンバーズを
何よりも大切に思っている。特殊武器は星型弾をダブルバスターで超速連射する『スターマシンガン』。
どの時代から来たロボットなのかは不明だが、ロックマン関連と言う事で、
可能性が高ければ**ロックマンX**の時代から来て、感染していたウイルスは
シグマウイルスかゼロウイルスと思われる。更に魅力的な外観から、多くのユーザー達の間でも人気が高い。
ガーディアンフォース
かつてはロックマンを倒すために某国によって開発された四天王だったのだが、
寄せられた情報にミスがあったのか、狙う場所はライト研究所ではなくイラー研究所となっていた。
これにより海賊船『グランダース号』でイラー研究所はガーディアンフォースに破壊され、
ロックマンにSOS信号を発信するようになる。ロックマンが駆け付けたおかげで、
イラーナンバーズとの協力でどうにかして敵軍団を阻止する事が出来たが、
任務失敗により某国の魔の手によって廃棄処分される事に確定。だがその寸前に
イラーナンバーズの救いの手により保護され、以降イラーナンバーズの一員となる。
4体共女性型であるが、オリジナルや四天王のイラーナンバーズとは全く異なる
特殊な能力を身に付いている。
DIN 013:サムライウーマン
侍型の警備用ロボットで、女性型5号機。要人やイベント会場を護衛するガーディアンフォースの一人。
礼儀を重んじる義理堅い少女で、やや堅物。しばしば勘違いでトラブルを起こすが、
間違いを認めれば直ぐに謝る素直な性格。甘党であるため、Eキャンディーが大好物。
近接戦闘を得意とし、愛刀の『ロボマサ』でバスターをも両断する。特殊武器は
刀で前方を切り裂くが、チャージすると真空波を放つ『イアイザン』。
DIN 014:ニンジャウーマン
忍者型の隠密活動用ロボットで、女性型6号機。ガーディアンフォースの一人で、
サムライウーマンの双子の妹でとても仲良く仕事上での相棒。ありがひとし版の
ロックマン漫画に登場するシャドーマンのように、左目は情報記録カメラとなっている。
姿や音を消したり、体を複数のパーツに分離する能力を持ち、サムライと合体出来る。
忍びとしての能力は高いのだが、見切り発車気味なドジッ子でトラブルメーカーであり、
人懐こくて明るい少女となっている。そのためか、レーザーウーマンに特に懐いている様子。
戦闘時にはマスクをかけるが、それ以外は外している。特殊武器は乗る事が出来る
巨大な手裏剣を出現させる『シノビシュリケン』。
DIN 013+014:ショウグンウーマン
サムライウーマンとニンジャウーマンが合体した超戦闘形態。機動力を犠牲にして
パワー・装甲・ライフゲームを2倍、攻撃力を3倍に上昇させている。分割した手裏剣の刃のうちの二つを肩に、
一つを片手に持ち、もう片方の手にロボマサを装備する事で四刀流となるため、
近接戦闘での死角はほぼゼロである。一つの体に二人分の心が宿っており、判断能力は二人分。
双子ゆえにコンビネーションは抜群で、様々な状況に冷静かつ的確に対応出来る。
ただし、この携帯を維持するためには膨大なエネルギーが減少し続け、ゼロになると合体が強制解除されてしまう。
更に解除された直後の二人は反動により動けなくなるので、乱用出来ない最後の切り札である。
また、二人の意識や調子が合わない時にはこの合体は実行出来ない。
DIN 015:バイキングウーマン
バイキング型の船舶操縦用ロボットで、女性型7号機。ガーディアンフォースのリーダーであり、
中でも成人した大人の姿である。船以外にも宇宙船や列車、大型車両など、様々な乗り物を操縦出来る。
イカリを模した武器『ハルバードアンカー』を自在に操り、上に乗って波乗りも出来る。
ロボ用の酒が大好物で、E酒(赤)を平然と飲み干す大酒豪。酔うとやたら絡むのが玉に瑕だが、
姐御肌で面倒見のいい豪快な性格の持ち主。なぜか関西弁で喋り、ボケで人を笑わせようとする。
そのためクロックを師匠と呼んでいる。特殊武器は波を纏ったスライディングで、
敵に体当たりを仕掛ける『バイキングウェーブ』。ちなみにデュークナンバーズのシザーズマンとは
『海賊と非常食』と言うお笑いコンビを結成していて、その時はシザーズマンがツッコミ担当をしている。
DIN 016:ウィズダムウーマン
あらゆる魔法を操る、ガーディアンフォース最強の魔法使い型ロボットで、女性型8号機。
元々は某国の不要物処分用ロボットとして開発されたため、心を与えられずに不要ロボットを
処分させられて来た過去を持つ、言わば心なき冷酷非道の殺人用ロボットだった。
そのため、任務を失敗したサムライ・ニンジャ・バイキングを徹底的に処分するよう、
某国の命令でやって来たが、三人を守るためにミッドナイトによって倒される。
その後彼女含むガーディアンフォースはDr.イラーによって大幅な改修を受けさせたため、
イラーナンバーズの一員として生まれ変わった。もちろんその同時に彼女自身も
『心を持ったロボット』として生まれ変わる。無口でクールな少女だが、
感情表現の術を知らないだけ。だがミッドナイトに(一方的に)可愛がられ、
徐々に感情を覚えつつある。棒付きEキャンディーが好物で、常に携帯しているらしい。
特殊武器は、六つの魔法が使える『ウィズダムマジック』で、特殊武器の中でも最多となる。
ちなみに裏設定によれば、某国がぞにけんナンバーズのウィザードマンと
ワルイーナンバーズのウィッチウーマンの設計図を盗んだ事で、ウィズダムウーマンを
開発したと言われている。
ドクターイラーサポートナンバーズ
ロックマンにはラッシュ・ビート・エディ、ブルースにはタンゴ、フォルテにはゴスペルのように、
イラーナンバーズのためにDr.イラーが開発したサポートロボ軍団の事。
DISN 001:メディファルコン
人命救助を前提に設計された隼型サポートメカ。呼吸器とAEDを搭載し、
人の心を癒すメロディを流す事が出来る。ピピをモデルにした輸送システムで
状況に応じた医療物資を運搬する。翼でのホバリングの他、背後にあるジェットで高速飛行し、
目的地に素早く到着出来る。ビートをモデルにした強固なボディを持ち、人命救助用ながら、
いざとなればイラーナンバーズと合体して戦う。人懐こいが、誰かを助ける事を第一に行動する
真面目な性格で、スピードに良く懐いている。そのため、よくスピードと合体し、
『ドッキングモード』で『ファルコンスピードウーマン』に変身する。この状態になっている場合は、
2種類の特殊武器が使える事が出来、一つはセラミカルチタン製のくちばしで瓦礫を破壊する
『ファルコンブレイク』、そしてもう一つはジェット噴射をエネルギー弾に変換して発砲する
『ジェットバスター』。
DISN 002:スナイパージェーン
ワイリー要塞跡地に落ちていたスナイパージョーの残骸を勝手に回収し、
改修したナンバーズの作業補助用ロボット。原材料費がタダのため、何体か製作された。
ある程度の自己判断も可能だが、基本的にナンバーズやDr.イラーの命令で行動する。
研究所の技術では会話可能なAIの搭載が出来なかったので喋れないが、
シールドに文字を表示して対話する。性別は全員女性型なため、内容はかなり可愛らしい。
スピードウーマンの家族装置を簡略化した物を搭載しており、短時間だがマッハスピードを使用出来、
メディとの互換性もある。更にダイナマイトマンと同じように体内にコアがあるため、
例え破壊されても、コアさえ残っていれば再生可能になる。そのため、従来のスナイパージョーを
遥かに上回る戦闘能力を誇るが、その数は10体しかおらず、性格は全員統一するが、
それぞれカラーリングも異なる。特殊武器は加速装置を使用し、一定時間速度を倍加する
『マッハスピードイージー』。しかしスピードウーマンのオリジナルと違い、
使用出来るのは15秒を2回までとなっている。
DISN 003:ラボ・ロコモーター&ロコ
中古の列車を改造した新イラー研究所。某国(が仕掛けたガーディアンフォース)の襲撃のせいで
旧研究所が崩壊してしまったために、代理として中古で購入した列車を
しばらく仮設研究施設として使用していたが、EキャンディーやE酒の売り上げを資本に、
今までに作られたナンバーズの技術を結集して列車を大改造して開発された。
陽気なOSコンピュータロコが全体を管理しているため、データを一時的に実体化した線路で
陸・海・空を走行可能になった。『Dr.イラースペシャル』と言う特殊合金製で、
それなりに高い強度を持つ。特殊武器はリンクしたナンバーズの特殊武器の威力を数倍に高め、
凝縮して発射する『ナンバーズキャノン』。
ちなみにロコは、ロコモーターの中枢コンピュータである同時に、ナンバーズ開発前から
Dr.イラーの研究データを記録している、赤提灯クラゲ型のマザーコンピュータである。
オート中はロコの医師でロコモーターを走行させているが、マニュアル中の場合は
Dr.イラーかバイキングが操縦している。某国の襲撃によって一度破壊された物を再生した際に、
なぜか自我に目覚めた。明るくひょうきんで、楽しい事が大好き。起動した時期は誰よりも早いので、
ナンバーズの誰よりも物知り。だが年上のはずなのに思考はチャイルドナンバーズ並に幼い。
時たま出現する赤い服に青いツインテールをした少女は、ロコが自分のイメージを視覚化した
アバターキャラであり、幼児体型になっているのはロコ自身の精神年齢だと思われる。
ラボ内に立体投影する事が可能。
DISN 004:ボールマジロ
丸まってボールに変形出来るアルマジロ型のサポートロボット、通称『マジマル』。
表面の殻は高度を変えられる特殊金属で、セラミカルチタン並みに硬くなったり、
マシュマロのように柔らかくなったりする事が出来る。子供の遊び相手用に作られたが、
製造中に不具合が見付かり、処分され掛けたために脱走。その後イラー研究所に保護され、
Dr.イラーの改修を受け、現時点の姿となった。そのため、メディ共々、
全ナンバーズに可愛がられている。丸まっている時はいくら蹴られたりぶつけられても本体は平気で、
寧ろ嬉しいらしい………が、決してMではないらしい。当然ながら言葉は話せず、
『マジマジ』と鳴く。特殊武器は2種類あり、一つは硬質化したマジマルを
他のナンバーズのバスターから発射する『マジロストライク』と、もう一つは
体内の特殊ジャイロで自力で回転しながら壁や天井をバンドして体当たりを仕掛ける『マジローリング』。
アザーナンバーズ
アザーナンバーズとは、イラーナンバーズとは深い関わりのあるロボット達の事。
Dr.イラー自身が開発したのではなく、それぞれ別の人物によって製造されている。
各ナンバーズの生い立ちに含まれているロボット達で、今ではイラーナンバーズの友人関係に当たる。
詳細は項目参照。
製作者&関係者
Dr.イラー
イラー研究所(改装した自宅)で『心を持ったロボット』などの研究を行っている、
ナンバーズの製作者。勤務していた研究所がある日突然閉鎖され、職を失って路頭に迷っていた際に、
廃棄されていたアーケードゲームの筐体を発見し、それで1号機であるゲームマンを開発した。
基本的に無責任(責任の取れそうにない事には手を付けない)で、時の流れに身を任せるタイプ。
開発しているナンバーズは、殆どが拾ったり、ジャンク市で購入したり、
引き取ったりしたパーツやロボットを改造して開発された物であるため、
技術力はそれほど高くないようだ。だがロボットと人の協和を唱えたDr.ライトの思想には
少なからず賛同しており、戦闘用に開発されたロボットにも平和的な役目を与えるべきであると
考えている。研究所では基本的に裸足で過ごしており、ロボットのデザインに凝ろうとするのに
自分の服装は気にしないため、女性ナンバーズに『オシャレすれば?』と言われている。
だがそれでも気にしていないほど、余程のファッションセンスはないようだ。
プロフェッサー・ミネルバ
Dr.イラーの通っていた専門学校に特別講師として訪れた際、彼に人型ロボットの技術を教えてくれた師匠。
『ライトもワイリーもわしが育ててやったんじゃよ?』と言うのが口癖だが、
彼女の昔話はかなりのホラ捏造が混じっているらしく、真意のほどは定かではない。
ローバート工科大学で教鞭をとっていた事だけは事実で、『ローバートのミネルバ』の異名を
持つほどの美人教師だった。その容姿と類稀な才能を見始められて、とある大富豪と結婚して教師を退職。
様々な事業を経験し、現在は若き科学エンジニア達の育成に当たっている。
ちなみにアザーナンバーズのエスカルゴマンを雇ったのは、彼女の夫である。
いつも笑いながら、過去の自慢話をしつつ若者の故意を弄り回す元気な老婆で、
ミッドナイトウーマン改修の際にも力を貸してくれた人物であるため、ミッドナイトの人格形成に
良かれ悪かれ大きな影響を与えた事は言うまでもない。現役時代の異名を気に入っていて、
呼び名として使っており、『ミネルバちゃん』や『ミネルバ姉さん』と呼ばれたりすると喜ぶ。
Dr.イラーからは『師匠』と呼んでいるが、本人からは『イラーちゃん』、
更にナンバーズ全員にはちゃん付けで呼んでいる。