leopard氏が開発したオリジナルロックマンボスロボットである。
2010年05月02日にて、leopard氏がナンバーズ1号のスモッグマンを開発して以降、
数多くのナンバーズを開発するようになった。設定上では、
これらのナンバーズは元々作業用として開発されたのだが、過去に犯した犯罪や事故が原因で
処分および廃棄されたことで、人間に対する怨みと憎しみを感じた彼らは、
Dr.デュークの一味として加入し、悪の戦闘用へと改変される。
ナンバーズ名は『DDN』(ドクターデュークナンバーズ)である。
ナンバーズ一覧
ファーストナンバーズ
DDN 001:スモッグマン
記念すべきナンバーズ第1号。本来は薬品開発工場で働いていたロボット。
だが、ある作業ミスが原因で廃棄処分されてしまう。その後Dr.デュークの手によって
デュークナンバーズの第1号として復活。さらに毒ガスを撒き散らす凶悪ロボットに生まれ変わった。
その毒ガスは人間は愚か、ロボットにまで効果がある恐ろしいものなのだ。
笑い方は『ガースガスガスガス・・・』。
特殊武器はロボットの思考回路や精神状態を狂わせるガスを発射する『ウィルススモッグ』。
DDN 002:ピノキオマン
子供たちにメルヘン劇を見せるのが本業のロボット劇団に所属していた子役者ロボット。
だがいたずら好きでよく練習をサボる癖があり、ついにクビにされてしまった。
途方に暮れていた際にDr.デュークと出会い、世の中を破壊しまくる悪のロボットになった。
ウッドマンと同様、天然の木でできたボディを持ち、そのためか自然破壊を酷く嫌っている。
笑い方は『ピノピノピノピノ・・・』。
特殊武器は葉っぱ型の追尾爆弾を発射し、敵を爆発に巻き込ませる『リーフボム』。
DDN 003:シザースマン
かつてはマリンパークの警備員として開発されたロボットだったのだが、
海を汚し続ける人間たちに強い恨みを持ち始め、穏やかだった性格も残忍なものに豹変してしまった。
ついには人間を自らの手で殺めてしまい、それが原因で職務追放および廃棄処分されてしまう。
その後Dr.デュークが復活させ、更に右腕を強化改造され再び人間たちに復讐するべく暴れまわる。
ちなみに桐山ナンバーズのレスキューウーマンとは共通点(オレンジ色のボディ、
関西弁など)が多く、ドロップウーマンが好意を抱いている様子だが、
恋愛フラグが達成しているかどうかは現時点では不明。またイラーナンバーズの
バイキングウーマンとは『海賊と非常食』というコンビ名で漫才をした経験がある。
笑い方は『ヒャーッヒャッヒャッヒャ・・・』。
特殊武器は水を極力圧縮させることで生み出されるカッター上の衝撃波を発射する『アクアカッター』
DDN 004:アントマン
鉱石を採掘するために作られたアリ型ロボット。
根はかなりの強欲者で、毎日汗水流して働く毎日に飽きて、採掘していた鉱石を盗み、職場から逃亡。
その後は泥棒生活に身を投じ、それに目をつけたDr.デュークは彼を資金強奪用ロボットとして
利用するために自らの一味にスカウトした。ドリルを使用せずに地中を掘り進むことが可能。
鉱石類の他に甘いものが大好物で、寒い時期が大の苦手。長く寒い場所にいると調子が悪くなる。
笑い方は『ハーッハッハッハ・・・』
特殊武器は追尾機能を持つ小型のアリ型ロボットを使って地面や壁に沿いながら敵を攻撃する
『スナイプアント』
DDN 005:クイーンマン
一見では女性型ロボットに見えるが、実はれっきとした男性型ロボットで、
珍しいオカマロボである。leopard氏曰く、普通に
『クイーンウーマン』では平凡だったらしく、オカマという設定にしたらしい。
元々はロボット芸能界でトップスター的存在のアイドルロボットだったのだが、
とある事件がきっかけで男だと発覚。それを知った人々は、彼に芸能界から永久追放すると宣告した。
自業自得でありながら自分を追放させた人間たちを恨んでおり、根絶やしにしようと考えている。
普段は可愛らしい声色を出していていかにも女の子らしい態度を取っているが、
一度怒ると同時に語調や態度が乱暴なものへと変わる。男でありながら洋服選びやメイクが趣味。
笑い方は『オーッホッホッホッホ・・・』。
特殊武器は歌声のような音を出す一種の破壊音波を発生させ攻撃する『メロディークラッシャー』。
ちなみにモデルは『ハートの国の女王様』らしい。
DDN 006:バーグマン
チルドマンをベースに作られた極寒地域調査用ロボット。
人間が活動できないような絶対零度の中でも何の問題もなく動けるよう作られたので、
多少ボディが凍り付いても平気な態度を取っている。だがその分、自分の活動範囲に限りがあり、
それがバーグマン曰く最大の悩みとなっていた。そこで自分の活動領域を増やすために
都心の一部を氷付けにするという大胆な事件を巻き起こす。それが原因で処分されてしまうが、
Dr.デュークが復活させ、『領域を増やすのに協力してやる代わりに私の部下になれ』という条件を
バーグマンに与え自らの一味に加えた。デュークの一味になってからは基地の冷凍倉庫を
自分の部屋代わりにしている。
笑い方は『フッフッフッフ・・・』。
特殊武器は前方、斜めの敵に向かって氷の矢を飛ばす『フリーズアロー』。
DDN 007:オーガマン
デュークナンバーズの中で一番の巨体かつ怪力の持ち主。刃向かう相手には情け容赦がなく、
スクラップになるまで攻撃をやめようとはしないというまさに鬼のような性格。
ただ、戦闘命令が出ない日常では意外と怠け者で四六時中寝てばかりいる。
本来は廃ビルなどの不要建築物を解体するための工業用ロボットとして開発されたのだが、
怠けっぽい態度が原因で仕事が長く続かない。挙句に仕事仲間と喧嘩した時は必ず怪我人が続出した。
その性格と実力を知ったDr.デュークは彼を自らの一味にスカウトし、破壊の限りを尽くす
戦闘用ロボットに改造した。鬼をモチーフに作られた為か節分の日には必ず他のナンバーズに
豆をぶつけられるので、節分の日が嫌い。
笑い方は『オガガガガガ・・・』。
特殊武器は鬼火を思わせる青い炎を発射し、ウェーブ状に進ませる『オーガファイヤー』。
ねお丸さん曰く、本家に登場する『カミナリゴロー』の親分に見えるらしい。
DDN 008:ペガサスマン
ケンタウロスマンのように空想上の動物をモチーフに作られた元空軍用空港基地隊長ロボット。
ある日、凶悪な犯罪者ロボットを仲間たちと一緒に追跡中、彼が犯人の攻撃を受けてしまい、地上へと墜落。
その後犯人を捕らえた部隊の仲間が創作したが、一足早くDr.デュークが回収したため、
見つかることはなかった。デュークはペガサスマン修理の際に電子頭脳に詰め込まれた
正義のデータを自分の使用している悪のデータに上書きし自分の部下として復活させた。
紳士的な口調で話すがプライドが高く、諦めが悪い一面もある。高い場所から景色を眺めるのが
最近の趣味で、気品のないロボットを嫌っている。
笑い方は『ハーッハッハッハ・・・』
特殊武器は小型の竜巻が横線を描くように相手に向かって飛んでいく『トルネードストライク』。
セカンドナンバーズ
DDN 009:プラチナマン
装飾品などに使用する貴金属を発掘するためにジュエルマンやクリスタルマンをベースに作られた貴金属発掘用ロボット。
体の各部分がプラチナでコーティングされてあり、実に高級感あふれるボディを持っている。
しかし異常と言っていいほどのナルシストで、自分がこの世で一番美しいロボットだと思い込んでいる。
逆に自分が醜いと感じたロボットは存在すること許さず、破壊しようとする非情な性格も併せ持っている。
その性格が原因で廃棄処分されてしまうが、世界征服に乗り出したDr.デュークが戦闘用ロボットとして復活させた。
特殊武器はプラチナで作られたバリアーを周囲で回転させ、敵の攻撃を防ぐ『プラチナガード』
また、戦闘では特殊武器の他に鋭利に尖ったプラチナを地面から突き出す『プラチナスパイク』という技も使用する。
DDN 010:カメレオンウーマン
記念すべき女性型第1号で、密猟者やハンターから野生動物たちを守るために製作されたカメレオン型ロボット。
体色を周りの色と同じ色に変化させ、姿を消すことができるステルス機能が搭載されてあり、
気付かれないようにハンターたちに近づき攻撃する。またしっぽにはバスターが装備してある。
だがある日、心無い人間のハンターから銃撃を食らってしまい、命を落としてしまう。
以来その事件がトラウマになり、人間恐怖症(デュークを除く)になってしまった。
長くジャングルで活動していたせいか、機械化した部屋や場所がどうも苦手。
人間恐怖症をのぞいた普段では陽気かつ明るい性格の持ち主で、動物をモデルにした女性型ロボット
(例:ぞにけんナンバーズのラビットウーマンや、とらふせナンバーズのチーターウーマンなど)には人懐こく、
よくお友達になろうとする。しかし、よくお近づきの印とか言いながら女性ナンバーズの胸を
揉もうとする俗に言う百合っ娘な奴でもある。仮に変態と言われても、笑いながら否定するらしい。
笑い方は『ペロッペロッペロッペロッ・・・』。
特殊武器はカメレオンの舌に似たムチを敵に当て、ダメージの数だけ体力を回復する『スティールウィップ』。
ちなみにモデルはロックマンXに登場するスティング・カメリーオ。
DDN 011:シュートマン
ロボットサッカーチームのキャプテンとして活躍している選手ロボット。
彼の所属するチームはロボットワールドカップに出場する数多くのチームの中でも
かなりの実力を保っており、過去に何度か優勝した経験を持っている。
だがある日練習へ向かう途中、信号無視してきたトラックに跳ねられてしまい、それが原因で
両足が使い物にならなくなってしまい、上からの判断で現役引退してしまった。
しばらく絶望に陥っていたが、彼の脚力に目をつけていたデュークが自分の野望に利用させるため、
修理したやった。そのおかげでサッカーができるようになり、自分の足を直してくれたデュークに敬愛の念を抱く。
デュークの一味に参加するが、スポーツマンらしく正々堂々とした勝負を好むのでデュークは若干困り気味。
熱血漢だが、努力家で仲間思い。キャプテンとしてチームメイトや後輩に厳しくも優しい練習を指導している。
他にも子供たちにサッカーを教えてやるために講習会を開いてあげている。
特殊武器は地面にボールを設置し、スライディングで発射させる『ハイパワーシューター』。
DDN 012:バニラウーマン
女性型第2号で、アイスマンやブリザードマンをベースに開発された冷凍倉庫で働いているロボット。
ある日同業者の荷物不整理が原因でなだれが起き、その荷物の下敷きとなってしまう。
救助されたときにはすでに機能が完全に壊れていたので、止む無く処分されることになった。
その後、デュークが戦闘用ロボットとして改造し復活させた。すばやく作業を行うために足の裏に
スケートの刃が取り付けられている。しかしまだ滑るのがやっとのレベルで、回転とびなどの芸当は無理。
誰に対しても優しい性格だが、マナーに厳しく礼儀正しいというお姉さん肌の持ち主でもある。
アイスクリームやパフェといったスイーツを作るのが得意で、現在はとらふせナンバーズの
マイクロウェーブウーマンがバイトしているエインパークの売店でアイスクリームなどを販売している。
特殊武器は5方向に氷の玉を連続で飛ばす『アイススプラッシャー』
DDN.013:クリッパーマン
カットマンと同じく山林の森林伐採目的でハサミムシをモデルに製作されたロボット。
しかし、木を切り続けていくうちに物を切ることに快感を覚えてしまい、勝手に木を伐採し続けた。
更には人間やロボットまでも切り殺してしまったため、重要危険ロボットとみなされ処分される。
カットマンをベースとして作られたのでとても身軽。背中に装備されたハサミはブーメランのように
投げ飛ばせる。物を切ることに快感を感じる彼だが、なぜか子供だけには絶対に手を出さない。
本人曰く可愛いという理由で手出ししないので他のナンバーズは彼をロリコン扱いしている。
笑い方は『ミハハハハハハ・・・』
特殊武器は2つのカッターを交差させながら飛ばす『ダブルクリッパー』。
DDN.014:スペースウーマン
宇宙ステーションで働く女性型宇宙飛行士ロボット。知識面なうえメカニックなので、
宇宙船開発チームのリーダーも勤めている。しかしそれが理由で彼女を忌み嫌う者も多数いた。
ある日地球へ帰還する途中、急遽燃料が切れて墜落。彼女は事故死してしまったが、
その事故が彼女を忌み嫌うものたちの策略だと知ったデュークが戦闘用として復活させた。
デュークの案で無数の宇宙船を引き連れて世界中に大攻撃をするために宇宙ステーションを占拠した。
お嬢様のような口調で話すが、実は結構寂しがり屋でもある。インベーダーゲームとSF映画の鑑賞が趣味。
笑い方は『オホホホホホホホ・・・』
特殊武器はダメージを与える照明弾を発射して周囲の敵を倒す『ギャラクシーフラッシュ』。
DDN.015:カブキマン
演劇場に出演する歌舞伎役者型のロボット。彼の演技力はデュークも一目置いていた程。
見た目は若そうだが、人間の年齢でいえば50~60といった歳で、現ナンバーズの中では最年長。
機動力の限界が理由で止む無く引退してしまう。その後デュークが新しい機動力をつけてやる代わりに
ナンバーズに入れとスカウトした。本人もこれで役者の人生も終わりなら、何もかも忘れて派手にやってみようと思い参加する。
戦闘や日常の間でも常に歌舞伎役者のような言動で喋っているので、ナンバーズからうざいと思われている。
同じ役者ロボットだからか、ピノキオマンとは仲がいい。
笑い方は『カ~ッカッカッカッカッカ・・・』
特殊武器は3方向に電撃を飛ばす『カブキスパーク』。
DDN.016:フォックスマン
唯一戦闘用ロボットとして製作されたロボット。初めは普通のキツネ型を予定していたが、
より強い戦闘力を持たせるために妖怪「九尾の狐」をモデルに変更させた。
9本の尻尾のうち、6本は背中のバスター、2本は肩のパーツ、残りの1本は本物の尻尾に使用された。
とても計算高く、人を指揮する力もあるのでセカンドナンバーズのリーダーを務めている。
自称「ナンバーズ最強のロボット」と名乗っているが、それが事実なのかは定かではない。
同じ妖怪をモチーフにされたオーガマンとは相性がいい。好物はもちろん油揚げ。
特殊武器は炎で出来た分身を作り出して攻撃する『フレイムイリュージョン』。
製作者
Dr.デューク
ナンバーズの製作者であり、Dr.ワイリーと並ぶ、世界制服を企む悪の天才科学者。
30年ほど前までは人々のために役立てるロボットを開発していた真面目なロボット学者だったのだが、
自分の作るロボットは全て役に立たないと不評され、次々と捨てられたり処分されたりする日々が続き、
挙句にはワイリーに自分の製作したロボットたちを悪用されるという目にまであった。
それをきっかけにデュークはワイリーを含んだ全ての人間たちに復讐をするべく、
捨てられた自分のロボットや過去に犯罪を犯した事で処分されてしまったロボットなどを中心に
自らの一味として働く悪の心を持ったロボットたちを開発していった。
そして30年後、デュークはワイリーに代わり自分が世界を征服すると世界に警告する…。