左門召介とは、『左門くんはサモナー』のメインキャラクターである。
悪魔を召喚しその力を借りることが出来る、凄腕の召喚術士。にして、私立算文（そろもん）高校2−Bに所属している高校生。
人が欲にまみれた姿を見るのが何より好きと言う屈折した性格をしており、悪魔の力を遠慮なくふるって、天使ヶ原桜やその周囲の人々を騒動に巻き込む。
桜曰く「非日常が服を着たような男」。
連載最初期こそ、高圧的な態度を崩さないミステリアスなイケメン、といった感じだったが、連載が進むにつれ、人間臭い部分やダメな部分が露わになり、現在では「カス虫」の呼び声も高い残念主人公の座を強固にしている。
概要
プロフィール
- 誕生日：6月6日
- 身長：178㎝
- 好きなもの：タコ料理
- 嫌いなもの：虫
- 好きな人：悪魔の誘惑に屈する欲深い人。特に「のび太くんから将来性を引き算した」ような奴だとなお良い。
- 嫌いな人：自分を偽る人。例：天使ヶ原桜
- 特技：きれいな正円を手で書くこと ギター
- 苦手：運動。体力は極めて低く、九頭龍から見てもクズ、インフルエンザに真っ先にかかるなど桜が認めるほどのゴミっぷり。
アイスラッガーのような自己主張の強いアホ毛の生えた青い髪と、黒い右目が特徴。
なお、第4話での会話によれば、右目の視力には異常がある様子。
人物像
性格は「屈折している」の一言。非常にひねくれており、他人の不幸を何より喜び、目的のためなら他人を嬉々として陥れるまさに外道。
召喚した悪魔はほとんど他人への嫌がらせにしか使わず、地位が高い悪魔も気軽に召喚してしまう、昼夜問わず召喚してしまう、どうでもいいことでも召喚してしまう等の理由で、一部の悪魔からは蛇蠍のごとく嫌われている。彼を嫌う者からは「クソ野郎」「クズ」「ゴミ虫」「ゲス」等、言われたい放題で、作者コメントや地の文からすら罵倒される始末（そして、当の本人は右から左へ聞き流している）。
特にネビロスとは犬猿の仲でありいつも喧嘩や決闘をしている。
また、転校早々、馬鹿正直に「召喚術士」を名乗ったせいで、クラスからも満場一致で中二病判定を受け孤立してしまっており、人間の友達もそこまで多くない。
唯一の友は彼を凌ぐほどのクズである九頭龍芥。
「のび太から将来性を引き算したような人間」が大好きな左門は彼と化学反応を起こし浅い友情を築く。
一方、自分の意に反した挑発にあっさり乗せられるほど負けず嫌いで、苦手なものがあることも意地になって認めないなど、非常にガキっぽいところが多い。そうでありながら子ども扱いされるのも大嫌いなところまでガキ。
絵に描いた卑怯者だが、自身の弱点を把握して容易に召喚出来るように靴に魔法陣のスタンプや紙を所持している。
しかし、正々堂々と無縁なせいで桜の妹の輪に対して敗北して以降は、再戦やリベンジは出来ず、親しい相手に無碍にされると傷付く豆腐メンタル。
桜などが本当に危ないときには助けに入る、ただし本気で助けを求めるまでは傍観する意地の悪さも完備している、といったように、根本的には外道ではないようにも見受けられる。
作者曰く、これから左門の印象はどんどん変わっていくとのこと。各話のサブタイトルが「左門くんは～」という形式になっているのも、左門というキャラの人となりがこれから掘り下げられていくことを示しているという。
猫が好きで、捨て猫の世話をし、『橋下っちゃん』という名前をつけて可愛いがったりもしている。また猫達が住処にしている山が開発の対象になった際にはイフリートまで呼び出す完全総動員態勢で反対運動に立ち上がった。アンリ・マユが言うには「猫くらいしか話す相手いない。」
召喚術を学んだ際の知識の賜物で学力は高く、学校のテストで100点満点はお手の物。特に英語に関しては「ラテン語やヘブライ語に比べれば簡単」とコメントしている。
ただし、ぼっちだったことが祟って人に教えることは壊滅的に苦手（数学の公式の説明で擬音が飛び出すレベル）。
召喚術関連についてはホイホイ使っているがこれは幼少期からの努力の賜物、各召喚出来る悪魔の特性などを身につけ魔方陣も速く書けるようになど特訓した。
本質的には努力の人で目的の為なら労苦を厭わない。
付き合いの長さでやっと理解した桜曰く「注文の多いドM」。
エクソシストの家系である左門家出身。幼少期は厳しく育てられ、友達が居なかった。そんな彼が友達が欲しいと召喚術を学び、喚びだしたのがアンリ・マユだった。その後でした会話が今の左門を形作っている。
左門家には弟子もおり、その弟子は左門(召介)から散々な嫌がらせを受けていた模様。
関連イラスト
[pixivimage:http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=54723768]
別名・表記ゆれ
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