周波数AM1314kHz、FM91.9MHz
産経新聞や関西テレビ放送で有名な前田久吉が開局し、一時は前田家の同族企業だったが、フジサンケイグループとは深い関係を保ち、2005年、名実ともにフジサンケイグループの一員となった。OBCソングとも呼ばれるステーションソングは1961年からあり、日本の民間放送では文化放送のQRソングと並び最も古い歴史がある。コールサインはJOUF、スローガンはハッピーエイジングステーションであるが、昔はアンチエイジングステーションだった。
堺送信所から50Kw、京都送信所からは300wの出力である。1008kHzのABCラジオや1179kHzのMBSラジオに比べて、混信(とくに朝鮮半島からの)の影響が比較的少ない。
文化放送と並んでアニラジに定評があり、この局のいわゆるアニラジ枠は「V-STATION」と総称されている。かつ他局と比べて混信も少なく聴きやすい局として遠距離受信を試みるリスナーは昔から多く存在する。詳しくは後述。
都市型難聴対策としてFM補完放送が2016年3月19日から、周波数91.9MHzで本放送を開始(送信所は生駒山)。FM放送のエリアは大阪府のほぼ全域と、兵庫県・京都府・和歌山県・奈良県の一部。以降はAM1314kHz、FM91.9MHzでラジオを同時放送している。
V-STATIONとしてのアニラジ枠
下部にあるリンク先のウィキペディアに詳しく掲載されているので詳細は省略するが、90年代後半から00年代半ばにかけてまで、「Vステ夏(冬)の陣」と銘打った公録などのイベントを定期的に行っていた。2008年、ラジオ大阪の財政危機により、事前に準備されていた東京でのイベントが中止されて以来、単に特別番組を組むだけ等の小規模なイベントは続けられていたが、2012年を最後に、そのようなイベントは行われていない。キングレコードの緊縮財政により歴史あるアニラジの多くがなくなった2016年の現状においては、なおのことアニラジ界の雄としての復活が待たれる。