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悪魔のいけにえの編集履歴

2016-10-14 23:12:00 バージョン

悪魔のいけにえ

あくまのいけにえ

1974年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画。

概要

アメリカテキサス州の片田舎を舞台に、若者たちが異常な殺人一家の餌食となる姿を描いたホラー映画の古典的作品であり、傑作。

もともとは低予算で製作された映画だったが、公開されるや否や多くのフォロワーを産み、

その映像描写の芸術性の高さから、現代ではマスターフィルムがニューヨーク近代美術館に

永久保存されているが、

”殺人”を扱った”史実”(記録映画等)以外の作品は、

ジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』と本作のみである。


細かい心理描写や人物の生い立ち、複雑なストーリー構成と言った要素は一切無く、

視覚からの情報と作品全体に漂う異様な雰囲気が、観る者に強烈な印象を与える作品である。

音楽も少なく、カーラジオから流れる音源がそのままBGMとして使われていたりする場面もある。

だがその全体的な静けさが、かえってこの作品の、独特な雰囲気を醸し出すことに一役買っている。

また、この手の映画にしては珍しく流血描写は控えめで、濡れ場やお色気シーンと言った描写もない。

よく、スプラッター映画の代表の様な言い方を目にするが、(上記の様に)後続の作品に見られる様なグロ描写は、皆無である。




だが・・・







とてつもなく怖い。








記録映画の様なざらついた映像は、意図したものではなく、

予算が足りない為、16ミリフィルムで撮ったものを、

劇場用のサイズにブローアップした為である。



劇中のカット割り・アングル等が異様な位の完成度の高さであり、

特にエンディングの映像の美しさは、必見である。




監督トビー・フーパーはテキサス・連続ライフル射殺魔の事件現場に居合わせ、その惨劇を目の当たりしたことから、この映画の着想を得たと言われている。

また、実在した殺人鬼エド・ゲインの事件をモデルにしたとも言われているが、

監督自身はこの件に関しては記憶が曖昧だと言う。


本作の殺人鬼レザーフェイスはその強烈な個性から、本作を象徴するキャラクターとして知られている。


2003年には本作のリメイク版映画「テキサス・チェーンソー」が公開された。









”Sally”役の


マリリン・バーンズ(Mary Lynn Ann Burns)さん


が2014年8月5日にテキサス州の自宅にて65歳で、




そして、



”レザーフェイス(Leatherface )”役の



ガンナー・ミルトン・ハンセン(Gunnar Milton Hansen)さん


が2015年11月7日、メイン州にて膵臓癌の為


68歳で亡くなった。








謹んでご冥福をお祈り致します・・・。










備考

本作の原題は『The Texas Chain Saw Massacre』であり、直訳すると『テキサス電動のこぎり大虐殺』となる。


関連タグ

映画 ホラー ホラー映画 恐怖 狂気 殺人鬼 生け贄

レザーフェイス テキサス・チェーンソー

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