概要
新規需要の喚起とラッシュ時の着席需要対応のため開発された特急型車両で、2016年度から製造されている。東武鉄道として特急型車両を製造するのは100系以来26年ぶりとなった。
最大の特徴は1編成を3両編成(2M1T)として両先頭車を貫通構造とし、分割・併合を伴う運用に対応することで、これにより自由度の高い運行が可能になっている。
2016年度内に3両編成×8本が投入され、2017年から運行を開始。
「Revaty(リバティ)」の車両愛称を持つ。
外観
車体はアルミ製。車体色はベージュに緑帯となっている。貫通型先頭車だが先頭部分は傾斜が付いている。
内装
紫色の座席で、車内は白基調に木目の化粧板となっている。
各座席にコンセントが設置されている。トイレや車いすスペース、AEDも標準装備している。
機器関係
東武としては初めてアクティブサスペンションを採用している。
制御装置はVVVF制御で、70000系同様、主電動機はPMSMを使用している。
運行形態
先述のように分割併合を伴う運用が可能なため、様々な系統で運行される。
長距離系統
けごんときぬ/会津は浅草~下今市間で、けごんとりょうもうは浅草~東武動物公園間で併結。けごんは単独での運行もある。
短距離系統
- スカイツリーライナー(浅草~春日部)
- アーバンパークライナー(浅草~大宮/野田市、大宮~運河)