概要
映画泥棒とは、盗撮防止キャンペーン【NO MORE 映画泥棒】CMに登場するカメラ男の俗称。
また、同CMそのものや、CMに登場するその他のキャラクターを総称するタグとして使われる。
その見た目の強烈なインパクトから当然ネタ扱いされる事も多いが、異形頭萌えの間では既にキャラクター自体が一つのジャンルとして確立されている。
タグとしては俗に『映画泥棒』と呼ばれているビデオ頭のキャラクターに対してだけでなく、【NO MORE 映画泥棒】CMシリーズに登場したキャラクター達や、更には映画泥棒とは直接関係の無い劇場マナー向上CMに登場するキャラクターをも総括したタグとして使用されることが多い。
カメラ男
映画泥棒というのはあくまで俗称であり、正式名称は「カメラ男」である。
(ただしpixiv上のタグはほぼ「映画泥棒」が使われている)
ちなみにデザインをした三木康次が客員教授を務める京都造形芸術大学のホームページでは「盗撮男」と記載されている。
第4弾CMより衣装が少し変わっている。
怪しい音楽と共に登場し、映画館で上映中の映画を盗み撮りする。
頭部がビデオカメラという見た目と奇怪なロボットダンスが特徴。
大きなテレビのモニターをかぶった黒スーツの男が不穏な音に合わせて気持ち悪く踊っている、石野卓球“siren”のMVをみた監督が、MVにダンサーとして出演していたカメラ男の中の人o-ki氏に“そのままのイメージで使いたい”とオファーをしたことで生まれた。
製作者たちの間で携帯ストラップを劇場で売ろうかという話もあったが、彼はあくまで悪者なので、売れるとは思うが出せないとのこと。(2010年4月30日付 東京新聞より)
・・・が、2014年に入ってからは遂にグッズが解禁。食玩やガチャガチャ、更にはバンダイの可動フィギュアであるS.H.Figuartsでパトランプ男と共に販売された。
2014年7月より「罪滅ぼしに映画業界を盛り上げるため」とカメラ男本人の公式アカウントが開設。
台詞が一切無いキャラだったため長年口調は不明だったが、敬語調で喋るという事が発覚した。
全国の映画館で上映されている「NO MORE 映画泥棒」第2期CMで、ビデオカメラのお面をかぶってダンスを披露している“中の人”が、2013年1月28日に放送されたフジテレビ「笑っていいとも!」に出演。
プロのダンスパフォーマー・O-KI(藤島巨樹)氏であることが判明、あの“ダンス”をTV初披露した。
O-KI氏はダンス歴25年の40歳、パフォーマーとしての活動だけでなく振付師やダンス指導、イベントMCなど様々な形でダンス関連の仕事をしているという。Japan Hip-Hop Dance Association 副理事も務めている。182cm。
過去に振付稼業air:manに在籍していた。
カメラ男の被り物の中はズレ無い様にきつく留めてあり暑く息もし辛く、被っている間は結構大変で余裕がないらしい。
同CMシリーズに登場するキャラ
- パトランプ男
正式名称はパトランプ男だが、pixiv上のタグはほぼ「パトライト」が使われている。
2010年春の第2弾CMより登場し、映画泥棒を捕まえている。
あいのりに出演していたダンサーの片山茂樹氏。184cm。
本人曰く“藤島巨樹さんはたまに一緒にやらせていただく兄貴みたいな人”とのこと。
ちなみにyuki・joyバックアップダンサーとしてカメラ男とパトランプ男の中の人は共演している。
もう一人の中の人
ポンキッキーズ某マスコットキャラの中の人。170cm。
- 女(演:ティアラ)
第2弾CMに登場。
映画館でポップコーンを食べていたり、違法DLでパトランプ男に注意されたりしている。
- ポップコーン男&ジュース男
カメラ男の公式Twitterアカウントによると、正式名称はそのままポップコーン男とジュース男のようである。
2014年10月の第4弾CMより登場。
歴代CM
初代
物陰から登場したカメラ男が怪しい音楽とともにくねくね踊り、頭のビデオカメラを操作する。
やがて警告音と共にサーチライトに照らされ、壁際に追い詰められて、観念したようにうなだれる。
不気味なイメージで「子供が泣き出した」という苦情が寄せられたが、インパクトとしては十分だったと言えよう。
二代目
パトランプ男が初登場。
客席からひょっこり顔をのぞかせたカメラ男が、頭のビデオカメラで上映中の映画を盗撮し始める。
近くに座っていた女性客が唖然としてポップコーンを取り落すが、警告音と共に登場したパトランプ男がカメラ男を羽交い締めにして御用。
また、自宅で違法ダウンロードをしようとしていた女性客の元にもパトランプ男がやって来て警告を行う。
どういう趣旨のCMなのかがわかりやすくなった。
三代目
カメラ男が五人に分身し、ChooChooTrainダンスを行う。
対抗してパトランプ男も五人に増え、スーパー戦隊さながらの決めポーズを取り、カメラ男を追いかけてひっ捕らえる。
初代をいくぶんコミカルにしたような内容。
四代目
ポップコーン男とジュース男が初登場。
二代目の女性客のポジションをポップコーン男とジュース男に置き換えたような内容。
映画泥棒とは関係の無い劇場マナー向上CM
【NO MORE 映画泥棒】CMシリーズとは関係がないキャラクターだが、劇場マナー向上CM繋がりということで「黒い涙」や「マナー違反者」などが共に描かれることもある。
当犯罪に科せられる刑罰
劇場内での撮影・録音は犯罪となるのは当然として、その映像をインターネットでの公開・DVDに記録して販売すると、10年の懲役および1,000万円の罰金の両方が科せられるうえ、損害賠償の請求も確実になる。
関連タグ
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