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ニブルヘイムの編集履歴

2016-12-02 10:59:49 バージョン

ニブルヘイム

にぶるへいむ

北欧神話でいう冥府、地獄のこと。創作でも地名としてしばしば登場する。

曖昧さ回避

  • 北欧神話に登場する地名。冥府地獄を意味する(本記事で説明)
  • ラグナロクオンラインに登場する地名

北欧神話の冥府、ニブルヘイム

カナではニヴルヘイムとも表記する。『スノリのエッダ』「ギュルヴィたぶらかし」に登場する地名。『古エッダ』でいうニヴルヘルとも同一視される。


「ギュルヴィたぶらかし」によれば、ニブルヘイムの住人は病気寿命で死んだものであり、その支配者は女神ヘルである。

また同書は、悪い人間はヘルを経てニヴルヘルに行くともいう。

しかし、同書で“よいことばかり語られる最も優れた神”とされているバルドルまたは、同書でヘルの館に住んでいるとされる。

そうすると、バルドルを悪い人間というのは矛盾するので、ヘルヘイム(ヘルの館)とニブルヘイムは別の場所であるとも解釈されている。


『古エッダ』「巫女の予言」によれば、重い流れの川を偽証人、人殺し、人妻を誘惑した者が渡り、狼が彼らを引き裂き黒竜ニーズヘグが彼らの血をすするという。「ギュルヴィたぶらかし」によれば、このニーズヘグが住む地こそニブルヘイムである。


関連タグ

北欧神話 冥府 地獄

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