死体蹴り
したいげり
- 死体を蹴る事。
- 格ゲー用語で倒した相手を対戦終了後にさらに攻撃を加える事。
- (立場・精神的に)ボロボロな相手に更なる追い討ちを加える事の例え。「死体に鞭打つ」とも言う。
- 対戦型STGにおいて、戦闘不能状態の敵に攻撃すること。死体撃ち。
1の概要
シチュエーションからも分かるように、道徳的に見て最低の行為である。
よってこういった行為を行うのは吐き気を催す邪悪とも言われる悪役に多く、それが主人公の怒りを買い、パワーアップの伏線になり倒されてしまう事が多い。早い話が死亡フラグである。
特殊な例として契約相手を裏切って上記の行為をしたのが原因で悪役だったキャラに殺されてしまうパターンも存在する。
2の概要
通常、試合の勝敗が確定すると勝った方が勝利ポーズを取るなどしてそれ以上動かすことはできなくなる。
しかしゲームによっては勝利ポーズをキャンセルして画面が切り替わるまで動き回ったりできるため、KOされた相手にさらに攻撃を加えられる事例が発生する。
俺TUEEEEE的な示威行為にすぎないためともすればリアルファイトを誘発しかねないが、何らかの戦術的メリットがある場合(死体蹴りでもゲージを稼げる場合や『バーチャファイター』の舜帝に対しての酔い覚ましコンボ等)は認められる可能性が高い(と言うかやらない方が無知か舐めプレイ扱いされる)。
勝利ポーズそのものが死体蹴りである場合や、先行入力が必要な連続技の途中であったために即座に止めれずに死体蹴りとなってしまうなど、意図せず行なってしまうこともある。
3の概要
これとかこれみたいな行為を受けて精神的に死んでるも同然なほどボロボロの相手にさらなる追い討ちを加える事を言う。だいたい「(深刻な)○○いじめ」がセットで付いている。痛々しすぎてやめたげてよぉ!などと言いたくなるイラストに多く見られる。
4の概要
FPSやTPSのひとつである対戦型STGでは、被撃破や自爆などによって戦闘不能状態になってもすぐに死体が消滅して再出撃となるわけではなく、俗に「キルカメラ」と呼ばれる画面で自分を倒した相手の情報を確認したり、自軍の状況確認や味方による再起受付時間などの理由により、数秒間の猶予がある場合が多い。その猶予状態にある敵に対し、手にした武器で攻撃を加える事を「死体撃ち」と呼ぶ。
初心者のために相手が戦闘不能となっても撃ち続けていた、回線状態の影響で倒したと言うことが伝わるのが遅れて撃ち続けていたということもあるが、大半は自己顕示欲の塊によるただの俺TUEEEや過去に自分を倒した相手への嫌がらせが目的で、やっている本人以外からすれば迷惑行為以外の何物でもなく、それによって嫌気がさす・萎えるなどの理由でその試合は大抵酷い展開になり、酷い時には被害者がそのゲーム自体を引退してしまうなんて場合もあり、迷惑というだけでなくプレイ人口の減少を招くという意味でも真っ当なプレイヤーからは忌み嫌われている行為である。
死体撃ちに限った話ではないが、迷惑行為があまりにも酷すぎる場合、2chなどの晒しスレに挙げられてしまったり、最悪の場合公式から「存在が迷惑」と判断され、プレイデータの消滅やアカウント・IPの永久凍結なんて事態を招く可能性もあるので絶対にやめよう。
ちなみにゲームによっては条件付で蘇生が可能であったり戦闘不能後に何らかの行動が出来るなど、このような行為を推奨、もしくはせざるを得ないシステムを採用している場合もある。
例えばCODシリーズではラストスタンドなどの戦闘不能となっても操作不能ならずに一時的に制限付で行動可能となるParkがある為に通信ラグも考慮したうえで撃ち込む事があり(つまりこれは正確には「死体撃ち」ではなく「確実にとどめを刺す」と言う行為であり、現実の軍隊でもやっている)、COD:Ghostでは死体撃ちではないものの倒した相手の上で屈伸する挑発行為(「死体スクワット」)を行なうことでポイントが入るオーダーが提示される事がある。