概要
モチーフは、かの有名なシェイクスピアの文学作品「真夏の夜の夢」の登場人物である、
妖精の王オベロンの妃、タイタニア(Titaniaあるいはティターニアとも)。
夫であるオーベロンは妻に先駆け7年前の2001年にカード化されているが、
その性能は当時としても今ひとつであり、植物族の王として君臨できなかった。
遅れる事7年、2008年に登場したこの椿姫ティタニアルやローンファイア・ブロッサムなどのサポート強化により植物族は強豪入りを果たした。
なお「真夏の夜の夢」と聞いて違う何かを思い浮かべた方は別ページへの移動をお勧めする。
カードテキスト
植物族/風属性/☆8
ATK/2800 DEF/2600
効果
自分フィールド上に表側表示で存在する植物族モンスター1体をリリースして発動する。
フィールド上に存在するカードを対象にする魔法・罠・効果モンスターの発動を無効にし破壊する。
攻防の能力値は有名な青眼の白龍にわずかばかり劣るものの、一線級のステータスである。
だが蘇生制限など煩わしい最上級によくあるデメリットが一切なく植物族特有の異常とも呼べる蘇生能力を十二分に発揮し相手に死ぬほど嫌がらせが可能。
「ギガプラント」や「増草剤」などがあれば相手は除去が追いつかずジリ貧に追い込むことも出来てしまう。
また自身の能力などを生かし獣族とも共存が可能な植物族の特性をも生かしレスキューキャットと合わせた【猫姫】と言うデッキも存在していた。(現在はレスキューキャットが禁止カードとなった事により構築不可能に)
その他
イラストを見てもらえれば一目瞭然であるが、非常に美しい…いやふつくしいモンスターである。
単にイラストが美しいだけではなく、女王然としたオーラ、気品さえも感じる美しさである。
最早神々しいと言っても過言ではない。
そしてその能力とあいまって、所謂「最上級モンスター」の中でも特に強力なのだ。
最近ではこのカードと同じようにレベル8植物族で攻撃力または守備力が2800となっているモンスターとして
の3種類が登場している。
いずれもカード名が「季節の花」+「姫」+「神話や有名なフィクションに登場する女神」という共通した命名法則を持つ。
それぞれ効果の性質が大きく異なるため、デッキの構成に合わせて使い分けることになるだろう。
ステータスの共通点から多くのサポートカードを共有できるため、これらのモンスターを複数採用した戦術も考えられる。