「ならば私は、ここでお前の帰りを待つとしよう」
概要
骨董アパートの隣人。22歳。フリーター。剣道家で剣術家。侍のようなポニーテールをしている。
いつも甚平を着ている。何着も持っているらしく背中に入った文字で判断できる。
戯言遣いのことを「いの字」と呼んでいる。
戯言遣いの周りでは割かし珍しい気遣いの出来る性格。
家賃を払えず、アパートを追い出され、路頭に迷っていた七々見奈波を拾ったり、奇野頼知からの襲撃から戯言遣いを守ったりと、世話好きでお人よしなのが長所であり、また短所でもある。
鈴無音々(後述)と仲がいい。
いつも朴訥とした表情をしており、あまり感情を顔に出さないが、その実かなり喧嘩っ早く気性が荒い。
一度記憶した情報をなかなか修正できないらしい(戯言遣いによく嘘を吹き込まれている)。
愛車はフィアット500であり、「ぼく」もよく借りている。甘い物が好き。酒はザル。
趣味は病的なまでの骨董品集めで、バイトでお金を貯めて買うが、よく客とトラブルを起こしクビになる。近所の子供や近くの学校の剣道部などに剣道を教えていたりもする。
戯言遣いが珍しく純粋に好意を抱いている人物であり、告白もされているが保留している。
ちなみに今まで付き合ってきた四人のうち三人は女性らしい。
イラストでは、常に猫とともに描かれている。
煙草が苦手だが、なぜか煙管を銜えているイラストがある(作者曰く「伊達煙管」)。
戦闘能力は一般人にしてはかなり高い方。
哀川潤が戯言遣いの部屋に無断侵入をしたのも気付いた(潤さんとしては結構意外だったようだ)り、
戦闘が本職ではないにせよ暴力の世界の住人の攻撃をいなしたり護身用のロッドでステレンス製のロッカーを切り裂くほど。