指輪はアクセサリーの一種である。名前の示すとおりに指にはめるのが一般的な着用法である。英語よりのリングという呼称が使われることもある。
特徴
形状は環状をしている。環の一部が切れているタイプもあるが、全体として環状であることには変わりない。指にはめるものであるから、環の内径は装着者の指の太さとほぼ一致する。
一般に、金、銀、プラチナ、真鍮などの金属で作られているものが多い。環の外側はたいてい多かれ少なかれ装飾が施され、指輪を豪華に見せるようになっている。
指輪に宝石や真珠を留めつけたものも非常に人気が高い。このとき、宝石が留めつけてある部分を「台座」、宝石を留めてある金具を「爪」と呼ぶ。
装着
とくにどの指にはめるかは決まっていないが、結婚指輪は左手の薬指にはめるものとされている。
鎖を通してペンダントのように首から下げる装着法もある。
ファンタジーと指輪
西洋のファンタジーや文学では、指輪はしばしば魔力のこもったアクセサリーとしてとらえられてきた。
有名な作品では、J.R.トールキンの『指輪物語』が知られている。