💍概要
結婚のしるしとして新郎新婦の間で交換し、結婚後も日常的に身に着ける指輪。日本では男女ともに左手の薬指につける。
婚約の記念に男性から女性に贈られる婚約指輪とは別のもの。日常的に着用するケースが多いため、仕事や家事などに差し支えないようなシンプルで指馴染みの良いデザインが選ばれることが多い。
英語ではウェディングリング(wedding ring)。日本では「マリッジリング(marriage ring)」と呼ばれることもある(和製英語)。
別に法律で決まっているわけではないのだが、日本の既婚女性の多くはこれを身に着けており、空港など安全上の問題で宝飾品が規制される職場であっても、結婚指輪だけは例外的に認められることが多い。男性はしない人が多いが、近年は妻の求めに応じてつける人も増えている。
女性がすることが多いのは、既婚者であることを目に見える形で示すことで「他の異性に言い寄られるのを避ける」という意味がある。稀に彼氏もいないのにナンパ除けとして「ダミーの結婚指輪」をしている女性もいたりする。だが、結婚指輪をしている女性を狙うナンパ師が出没したり、「結婚指輪してる男性がモテる」という話もあり、ある種の「業の深さ」を感じなくもない。
結婚指輪の価格
結婚指輪の平均購入金額は、ふたり分で21.5万円。20~25万円が最多価格ゾーンといわれている(ゼクシィ結婚トレンド調査2012より)。お互いで購入しあう、合計金額をふたりで折半、共同財布で負担、など支払い方法はさまざま。
一生身につけるため、長い間身に付けていても錆びたり変色したりすることがないプラチナを選ぶカップルが多い。プラチナは銀色で目立ちにくいという特徴もあるが、「何年経っても色あせない」ことから「色あせない永遠の愛」の象徴としても人気がある。