破壊神の手翳(パーシュパタ)
- ランク:A++
- 種類:対人宝具
- レンジ:1~100
- 最大補足:1000人
神性領域拡大、空間固定。神罰執行期限設定、全承認。
シヴァの怒りをもって、汝らの命をここで絶つ
インド神話の宇宙論においてシヴァが終末に於いて投じる、宇宙を滅ぼすための力である。
そのため明確に「対軍」「対国」と表わすのもおこがましいほどの潜在力を秘めた“禁断の破壊兵器”であり、『マハーバーラタ』の劇中においてもアルジュナは最期までこの宝具を解放することはなかった。
一応は対人宝具とされているが、それは「周囲の人間を纏めて塵芥にするのではなく、レンジ内の全員に一人一人に判定を行い、失敗したものを『解脱』させる」という性質故である。
解脱とは即ち、即死である。
神性が高ければ高いほど解脱の確率は上がり、逆に反英霊に対しては確率が低くなる。
ゲーム中ではアルジュナの手から解放されると強く輝き出し、そこにある一切を破壊し尽くす破滅の光として表わされている。
また、詠唱の様子から考えると、何重にも制限をかけて威力を抑えている様子。