刀について詳しくは→亀甲貞宗
プロフィール
「ぼくは亀甲貞宗。名前の由来? ……ふふっ。ご想像にお任せしようか」
「ああ、ご主人様の命とあらば」
「ご主人様の敵である以上、容赦はしない」
「くはぁっ、ぼくの秘密が!」
概要
2016年8月11日にイラストが一部公開され、8月19日に正式発表された刀剣男士。
打刀としては長曽祢虎徹以来約1年5ヶ月ぶりの追加キャラクターである。
8月23日のメンテナンス後に「7-3 江戸・城下」のボスマスで稀にドロップするという形で実装された。
7面ステージは現在最も難易度が高く、特に7-3は極やカンストの刀剣男士でも周回が難しい鬼畜マップのため、亀甲貞宗は手に入れるのが難しい刀剣のひとつである。
物吉貞宗や太鼓鐘貞宗とは刀工が同じ(だが現状では貞宗派はみんな互いへの言及がないため作中での関係性は不明)。
キャラクターのモチーフ元の刀は、鎌倉時代末の名工貞宗の作刀のうち、穏やかで気品の高い作風を示す代表作。
国宝の一つで、大磨上の後に刻まれた亀甲菊花文によって「亀甲貞宗」と称される。徳川将軍家伝来。
公式Twitterの紹介
相州貞宗の作で、無銘の打刀。
茎に亀甲菊花文の彫物があることからこの名がついたとされる。
気品薫る貞宗の風格。白菊のごとき美青年。そして極まる、ご主人様至上主義。
性能
特での統率の最大値が55とレア2の打刀では1位、レア3含めた打刀全体では4位。
内番で上昇する生存と偵察の最大値はまだ不明だが、生存は特になった時点で50と高め。
その反面打撃は打刀では下から二番目であり、耐久型寄りのステータスと言える。
キャラクター像
審神者の呼び方は「ご主人様」で、フランクな口調で接する。
審神者に対しては懐っこく、柔和。
ご主人様至上主義という設定に違わず、「ご主人様の敵である以上、容赦はしない」「ご主人様のために、斬るっ!」と戦闘中も忠誠心高い。
終わった任務を放置しないように主を窘めてくることもある。
鍛刀の新入りに対しては仲良くしようと言ったり、手合わせや演練の相手には爽やかな対応をするなど、他の刀に対しても人当たりが良い。
戦闘で誉を取った際には控えめな態度をとる謙虚な面もあり、普通にしていれば好青年である。
そう、普通にしていれば。
中傷で負傷した際に「ぼくの秘密が!」と叫ぶのだが、その秘密は真剣必殺グラフィックで発覚する。
肌蹴た首元をよく見てみると服の下に如何にも怪しい赤縄が……!!(検非違使さんこっちです!!)
中傷グラフィックでも恍惚とした妖しい笑みを浮かべている他、負傷時の本丸では「んふふ、そうさ、ぼくは縛られてないとダメなのさ」と言っており、どう見てもマゾヒストである。
ここで大抵の人は「『ご主人様』ってそういう意味か…」と察するとともに、このゲームの原作と配信元について思い出すのであった。
しかしただの残念なイケメンではなく、何事にも『ご主人様のために頑張る』と健気な台詞が多い。
本人曰く「愛のない痛みに価値などないんだよ」とのことで、特定の場合以外の痛みには価値を見出してはいない模様。
つまりマゾを発揮するのは審神者相手のみのようだ(ある意味本物だった)。
敵に追い込まれたときに発生する一騎打ちでは「ぼくはね…ご主人様を悲しませたい訳じゃないんだ」と劣勢を覆しており、被虐趣味はあっても命懸けの戦場では真剣であり、彼のご主人様至上主義とは審神者を思いやるものであることがわかる。
他にも放置ボイスでは「放置プレイかい?ゾクゾクしてきたよ」と、審神者に放置されることをプレイと受け取り悦楽を感じ始める。
しかし審神者と離れるのは我慢しないと耐えられないようで、遠征から帰還する際には息を切らして急いで帰ってくる(わんこか?)。
内番は刀らしく不得手のようだが懸命に取り組んでくれる。
馬当番を命じた際には、何故か渋さのある声で「ぼくにこういうことをさせるなんてね……ご主人様には才能がある」と審神者にはそっちの才能があると評している。
刀剣男士に対しスキンシップを多く取ったりフリーダムな言動がわりと見られるゲーム内の審神者も、彼のランクアップ台詞ではなんと具体的な説明をされる前に逃亡(スルー?)した。
以上のようにアクの強いキャラだが、審神者へ素直にまっすぐ好意を表してくれる姿には可愛さを感じる声も多い。
審神者への好意は本物のようで、刀剣破壊では愛情を求める刀としての切ない本音が聞ける。
ただのネタキャラではない、普段とはギャップのある本音には思わず愛おしさを感じざるをえない…かもしれない。