概要
マレー半島に生息するクワガタムシ。シカクワガタ属の最大種(厳密にはウエストウッドオオシカクワガタよりは小さいものの、ウエストウッドオオシカクワガタはシカクワガタ属から独立している)。
オスは「胸」部分にかけて淡褐色(黒一色の個体も存在する)、跗節が明るいオレンジ色から赤褐色色になる。大型になると大アゴがかなり複雑に歪曲し、大アゴの折り返し地点には斜め上内側に伸びる大きめの内歯があり、先端は二股に分岐する。大型の雄はパリーフタマタクワガタ(セアカフタマタクワガタ)と若干似ている。小型だと大アゴはあまり歪曲せず、根元の内歯は見られず、分岐も弱い。
メスは黒色で若干鈍い金属光沢があり、スぺキオシスシカクワガタのオスと似ている。しかし、脚の付け根の色で見分けることができる。
オスはあまりケンカを好まないらしく、長期戦になると自分から身を引くことが多い。ただし、決して温厚というわけではなく、メス殺しはヒラタクワガタやフタマタクワガタといった他の凶暴なクワガタと同様に日常茶飯事なので、飼育の際には決してオスとメスを一緒にしないことが重要である。
甲虫王者ムシキングでのディディエールシカクワガタ
2005ファーストで初登場。強さ160、ディフェンスタイプ。必殺技はチョキ、「ローリングクレイドル」。
新甲虫王者ムシキングでの階級はSR。