愛子駅とは、JR東日本仙山線所属の駅である。あやしえきと読む。
概要
1929年開業。宮城県仙台市青葉区にある。旧仙山東線の終着駅であり、現在でも仙山線の仙台始発電車は大部分が当駅終着となっている。1日の利用者数は3857人(2015年度)。Suica正式対応駅。また特定都区市内指定「仙台市内」該当駅の一つである。
駅構造は2面3線、南側にみどりの窓口を有する駅舎出入り口がある。駅舎が1番線に面しており、2番線・3番線があるホームには駅内踏切を通って渡る。キオスクなどの商店は撤退しており2017年4月現在存在しない。
駅舎周辺は住宅地が広がっている。また当駅より西に1km程の所に仙台高等専門学校広瀬キャンパス(旧・仙台電波工業高等専門学校)があり、朝夕は当校の学生の利用が非常に多い(仙山線は他にも名前通りに東北福祉大学ステーションキャンパスが隣接する東北福祉大前駅がある他、当駅の隣である陸前落合駅は近くに宮城広瀬高等学校があるため学生の利用が非常に多い路線である)。
「東北の駅百選」選定駅。
余談
駅名は難読駅名としてよく知られる。2001年に敬宮愛子内親王が御誕生になった際、読みこそ違うものの当駅の名前が広く知られることになり、名前発表からの数日で、普段なら1日1~2枚程度しか売れない当駅の入場券が3万枚以上売れた他、山形県の奥羽本線天童駅までの切符を字面合わせの記念品として買い求める客が続出したという。