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ヴラド三世(Fate)の編集履歴

2017-05-25 18:12:33 バージョン

ヴラド三世(Fate)

ゔらどさんせい

ヴラド三世とはFateシリーズに登場するサーヴァントである。

「――余は、吸血鬼では、ない……ない、のだ……!」


プロフィール

真名ヴラド三世
性別男性
身長191cm
体重86kg
出典史実
地域ルーマニア
属性秩序・中庸
誕生日11月10日
イメージカラー真紅
特技串刺し
好きなもの有能な家臣
苦手なもの野望値が高い家臣
天敵世間の風評
CV置鮎龍太郎

概要

聖杯大戦において召喚されたサーヴァント

クラスはランサーで、マスターはユグドミレニア一族の長、ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア


黒い貴族服を身に纏った王の姿をしていて、「黒」陣営における盟主の様な存在として君臨している。


なお、月の聖杯戦争にて召喚されたヴラド三世とは姿が大きく異なるが、これは「同一人物の別の側面」との事で、こちらは「故国を守った君主」としての側面とされる。


人物像

裏切られ幽閉され最後は非業の死を遂げるも某騎士王とは違い自らの人生を否定はしない。

しかし祖国を守るために行ってきた手段が結果として穢されるのは耐えれず、「吸血鬼ドラキュラ」の汚名を消し去ろうとしている。

生前、よい部下に恵まれなかったためか一騎当千の英雄達の参画に歓喜している。


しかしダーニックの野心と魔術師としての性質から、双方の折り合いが徐々に悪化していき、さらに「黒」のセイバーの失踪と陣営の瓦解から徐々に追い込まれはじめる。

最期には禁じ手としていた宝具を令呪で無理矢理使わされた挙句、マスター自身に吸収されてただのバケモノに成り果てた末に意識を乗っ取られ、敵ばかりか味方からも(ルーラーの令呪が発せられたとはいえ)敵と看做され倒されるという、Fateシリーズ史上でもランサーとしては特筆して悲惨な末路を辿った悲劇のサーヴァントとなってしまった。


能力

ルーマニアを舞台とした聖杯戦争であるため、知名度補正を最大に受けており、ほぼ全てのステータスが企画段階よりも1段階向上している。

さらにマスターの領地が戦場であるが故に、不自由無く固有スキル「護国の鬼将」による大幅な強化の恩恵に預かれるため、陣地での防衛戦では間違いなく最強クラスの戦闘能力を誇る。

反面、侵攻戦は苦手で、陣地の外では能力が大きく削減されてしまう。


ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
企画段階CCBADB
ダーニックBBAADA

保有スキル

対魔力(B)魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
護国の鬼将(EX)あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を"自らの領土"とする。この領土内の戦闘において、領主はAランクの「狂化」に匹敵する高い戦闘力のボーナスを獲得できる。

宝具

ランサー

極刑王(カズィクル・ベイ)

極刑王

  • ランク:B
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:1~99
  • 最大捕捉:666人

スキル『護国の鬼将』によって作成した“領土”の空間に大量の杭を出現させ、敵を串刺しにする。攻撃範囲は半径1km、同時に出せる杭の数は最大2万本。杭は破壊されても、魔力供給源さえあれば再生しほぼ無限に生み出し続けることが出来る。3秒間発動させただけで500人以上の敵をまとめて捕捉し、粛清する。次第に数を増す杭は敵の退路を塞ぎ、時間が経つごとに回避を困難にする。杭の数が増すと呪的な心理効果が発生し、見る者に恐怖と精神的圧迫感を与える。攻撃だけでなく、防御に利用することも可能で、大よその飛び道具を無力化可能。

杭ではなく“突き立てられた杭”が宝具であり、ヴラドが手にした槍で一撃を与えた事実があれば“串刺しにした”という概念が生まれ、対象の心臓を起点として突き刺さった状態で杭を顕現させることが出来る。

しかし『護国の鬼将』によって作成した領土外では自らから杭を生み出すことしか出来なくなり、大幅に弱体化する。


鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア)

  • ランク:A+
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:−
  • 最大捕捉:1人

後の口伝によるドラキュラ像を具現化させ、吸血鬼へ変貌する。

吸血鬼となった彼は通常のスキル・宝具を封印される代わりに、身体能力の大幅増幅、 動物や霧への形態変化、治癒能力、魅了の魔眼といった特殊能力を得て、遥かに強大化する。

だがその圧倒的な力の代償として陽光や聖印に弱いという弱点も得てしまう。

彼はこの吸血鬼の伝承を消去することを目的に戦っているのでこの宝具を忌み嫌っており、たとえ敗北と死を前にしても自らの意思で使うことは決してなく、召喚されてすぐにマスターであるダーニックに使用を強制すれば殺すと警告するほど。


その他の作品での活躍

Fate/GrandOrder

バーサーカーのクラスで登場。レアリティは☆5。

狂化の影響で本来忌み嫌っている「吸血鬼ドラキュラ」と混在した姿となっている。


詳しくは、ヴラド三世(バーサーカー)を参照。


関連人物

Fate/Apocrypha

ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア

聖杯大戦のマスター。その真摯な態度と卓越した戦略の手腕から、心腹を許すほど信用していた。

……が、最後は狡猾な本性を現し、最悪の方法で貶められてしまう。


ジークフリート

自陣営のセイバー

最も信頼するサーヴァントであり、高い実力と広い見識、裏切ることのない誠実さを備えた、ヴラド三世にとって最も理想的な臣下。


ケイローン

自陣営のアーチャー

セイバーと並んで重用し、「大賢者」と称賛している。特に前線指揮と戦略決定において、なくてはならない存在と位置付けている。


アヴィケブロン

自陣営のキャスター

「偏屈な男」だと評するが、彼のゴーレム造りの腕には惜しみない賛辞を送っている。


カルナ

赤の陣営のランサー

「極刑王」を発動させた状態にも関わらず、一対一で互角以上の鍔迫り合いを演じている。

宗教観の違いと、相手の本性と本心を見透かす図抜けた慧眼を持つため、相性は悪い。


スパルタクス

赤の陣営のバーサーカー

無謀にも単騎で黒の陣営に突撃するも、製造済みのゴーレム半数を投入してその信念のほどを試す。

捕縛後の尋問で、その揺るぎない心身に敬意を抱くが、裏切りを嫌うヴラド三世ゆえに彼を特攻兵器として投入する方針を固める。


ジャンヌ・ダルク

聖杯大戦のルーラー

同じ宗教の信徒として、懐柔して黒の陣営への引き抜きを各策。しかし生前への未練がなく、あくまでルーラーとしての使命を全うする意思を見せたため失敗。また神への考え方の違いから、相容れない存在と認めることになった。


Fate/GrandOrder

主人公

カルデアでのマスター。聖杯大戦での一件が余程堪えたのか、マイルームで会話する「自分に命令を強請するな(意訳)」と釘を刺してくる。


その他関連人物はヴラド三世(バーサーカー)を参照。


関連イラスト

ヴラド三世

串刺し公


余談

『FGO』では家事万能である事が発覚した。王である故私生活が不自由であるものの、裁縫を始め、料理や牧畜なども満遍なくこなしている。


関連項目

Fate/Apocrypha Fate/GrandOrder

サーヴァント ランサー(Fate) バーサーカー(Fate)

領主  貴族 串刺し 吸血鬼 ドラキュラ


アルカード・・・別ゲームに登場する同じ声の人。ただしこちらは「吸血鬼ヴラド・ツェペシュ」の息子。

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