長瀬梨子
ながせりこ
プロフィール
概要
北宇治高校の2年生で、吹奏楽部に所属。低音パートでチューバを担当している。
おっとりした性格の低音パートの癒し系で、吹奏楽部初心者の後輩である加藤葉月をやさしく指導している。
(ただ、TVアニメ版1期5話の冒頭で紹介されていたブレス・トレーニングのワンシーンでは、指導に熱が入り過ぎて葉月を限界まで追い込んでしまっている)
普段の座奏ではチューバを演奏するが、サンライズフェスティバルなどのパレード演奏の場では、チューバの代わりにスーザフォンを担当している。
中学時代は料理部に所属し、吹奏楽部は高校生になってから始めている。(短編集、126ページ)
じゃんけんや適性検査で別のパートに移されるのが嫌という理由から低音パートを見に行ったところ、当時低音パートの指導係を務めていた2年生の田中あすかに捕まり、なかば強引にチューバを担当することになった。
なお、この時にサックスパートの選考に落ちた中川夏紀も加わるのだが、あすかに対する態度やスカートの短さから「不良なのかな…」と不安を抱いていた。(短編集、129ページ)
自身と同じくチューバを担当する後藤卓也とは、なかなか仲がいい様子。
TVアニメ版1期8話で、遂に彼と付き合っていた事が明らかになる。まあみんな知ってたみたいだけどね。
あがた祭り(TVアニメ版1期8話)や花火大会(TVアニメ版2期1話)では浴衣姿を披露し、彼氏の後藤卓也が耳まで赤くなるほどのかわいい姿を見せた。なお、TVアニメ版2期のDVD&BD1巻の特典映像(『花火大会キッスへようこそ!』)では、卓也と梨子の2人は中川夏紀と吉川優子のコンビに捕まり、梨子に対して卓也とのキスの特訓を行っている。
そのほか、原作3巻に登場する吹奏楽コンクール全国大会前日の楽器積み込みのシーンでは、後輩の川島緑輝と黄前久美子から「卓也と結婚してほしい」と言われ、顔を赤らめている。(原作3巻、294ページ)
外見的にスピリチュアルなこの人のようなふとましさを連想させるらしい。
なお、トランペットパートの同級生である吉川優子には、入部して初めて会った際に「美味しそう」と言われている。(短編集、126ページ)
3年生が引退して部が新体制を迎えると、低音パートの副パートリーダーを務める事になった。(短編集、224ページ)
高校を卒業した後、後藤は楽器の修理士になるべく東京の学校に行く事を決めており、一方梨子は地元の大学への進学を予定しているため、高校卒業後は2人は遠距離恋愛の関係となり、梨子は後藤が東京から戻ってくるまで待つ心づもりでいる。(原作3巻、278ページ)
また、トロンボーンパートの1年生である塚本秀一が「久美子に告白したい」という一件で後藤に相談を持ちかけた際、彼の紹介で秀一は梨子に相談する事となり、梨子の助言を受けた秀一は久美子への告白に踏み切っている。(短編集、244~249ページ)
関連イラスト
冬制服
夏制服