概要
対象の数値や数式同士を足す、合わせて数を増やす、増える計算。
「加法」「加算」とも呼ばれ、その結果を「和」と言い、演算子には「+」が用いられる。
整数や複素数のみならず、ベクトルや行列においても交換法則・結合法則が成り立つ。
論理演算や集合におけるORと結び付けられ、結果をそれぞれ論理和、和集合と言ったりする。
ただANDの場合とは異なり、OR⇔足し算、真⇔1、偽⇔0のように置き換えると、1+1の場合が2となるため完全な一致はしない。
足し算をORと見た時、ANDに相当する演算は厳密には「逆数の足し算の逆数」となり、これは並列抵抗の合成を求める時の計算である。
対して、掛け算をANDと見た時、ORに相当する演算として、(^を冪乗の演算子として)e^(1/((1/logA)+(1/logB)))のようなものが考えられるが、発散のオンパレードなため、コンピュータ上ではまず使えない式である。