概要
対象となる数値・数式から、ある数値・数式を引いて、少なくする、余りを求める計算。
「減法」「減算」とも呼ばれ、その結果を「差」と言い、演算子には「-」が用いられる。
足し算の逆演算であるが、足し算とは異なり交換法則は成り立たない。
しかし、引く数と差の交換法則は成り立つため、引かれる数-差=引く数という芸当は可能。
引かれる数を被減数、引く数を減数と言う。
また、自然数と自然数の足し算は必ず自然数になるのに対し、自然数と自然数の引き算は負の数の値になる事もある。
反数(プラスとマイナスを反転させたもの)を用いる事で足し算で表現できる。例えばA-BはA+(-B)となる。
光の三原色のような色の合成法を加法混色と言うのに対し、色の三原色の場合を減法混色と言うが、これでは黄色-シアン=シアン-黄色=緑となり、減法のくせに交換法則が成り立ってしまう。論理和⇔論理積などの呼称に対しては乗法混色となるが、あまり使われない。
減算レイヤーについては実際に減算になっており、名前は似てても減法混色とは全く性格が異なる。
筆算
おなじみの形で存在する。
関連タグ
計算 引く 減 減少 マイナス 差分 反数 減算レイヤー 減法混色 加減