帰宅部(Caligula)
きたくぶ
概要
フリューよりPlayStationVitaで発売されたRPG『Caligula』で登場する架空の部活・団体名。
帰宅部
「ようこそ、『帰宅部』へ」
μ(ミュー)が創造した虚構の世界『メビウス』からの脱出を目指す、現実を思い出してしまった男女9人で構成されたグループ。部活動の体を取っており、それ故に通称が『帰宅部』。
部活動と言っても当然ながら非公認であり、一般生徒からの扱いは殆ど都市伝説である。
誰も使わない旧校舎の第二音楽室を勝手に部室として借用しており、帰宅、即ち現実への帰還のために日夜活動を続けている。
それぞれ別のきっかけで『ここが現実ではない』と知り、それぞれの個人的な理由で現実に帰りたいと考えているが、彼らも元は現実に苦悩して『メビウス』に救いを求めた人間であり、その矛盾は折に触れて顔を出す。
また、『メビウス』での彼らの姿は、彼らがなりたかった姿でしかなく、現実での年齢や容姿は全員全く分からない。
現実での境遇には踏み込まないことが暗黙の了解となっているが、どの部員も手がかりになる要素を案外アグレッシブに晒すため、他の部員が敢えてのスルーをすることで「表層的な付き合いに留める」バランスを取っている。
発足人は佐竹笙悟と柏葉琴乃。とは言っても有望な手がかりを掴めぬまま、発足から1年以上の潜伏を余儀なくされていた。
主人公を新部長として迎え、アリアという協力者を得、更に響鍵介,守田鳴子,峯沢維弦を新入部員として迎え入れたことで帰宅部の活動は一気に動き出す。
ゲームのテーマ上、彼らは決して「幻想に耽溺する有象無象(モブ)とは違う、現実と向き合う意志と覚悟を持った強い特別な人間」ではない。(そんな人間ならば、そもそも『メビウス』に招かれない)
むしろ琴乃や維弦のように「『メビウス』に一度は救われながら、そこでもなお満たされない執着を振りかざして楽園を壊す身勝手なエゴイスト」だと自認している部員、更には「"『メビウス』という現実(じごく)"から逃避する手段として、"ここではないどこか(現実)"への脱出を目指す」部員すら存在する。
部員
「『帰宅部』、活動開始だ」
2年(部長)主人公 | 3年(元部長)佐竹笙悟 |
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CaligulabyおおつのけいCV:沢城千春 | 解けない檻by旗谷CV:武内駿輔 |
本作の主人公。虚構の世界『メビウス』からの脱出を目指す自称『帰宅部』の部長 | 深い絶望と強い現実への帰還の意思を秘めている。帰宅部に入部してきた主人公に部長の座を譲るが、仲間達からは兄貴分として頼られている |
3年 柏葉琴乃 | 3年 巴鼓太郎 |
琴乃さんと夏のデートbyぺぽみそCV:村川梨衣 | CV:細谷佳正 |
清楚で大人びた雰囲気の癒し系美少女。帰宅部のお姉さん的ポジション | 大柄な体格に似合わずお節介で陽気な少年。帰宅部のムードメーカー的な存在。 |
1年 響鍵介 | 1年 篠原美笛 |
***byこよみCV:蒼井翔太 | カリギュラ 落書きbyMカエルCV:高橋李依 |
μに楽曲を提供するオスティナートの楽士であったが、帰宅部の敵として現れる戦いの末、自らの在り方に疑問が生まれ、帰宅部の一員として仲間になる | サラサラショートに大きな目。よく食べよく笑う。好物は生クリーム、チョココロネ。明るく物怖じのしない性格で、女性陣のムードメーカー |
1年 神楽鈴奈 | 2年 守田鳴子 |
ネットで繋がるエア友達byたぬき仮面CV:田中美海 | カリギュラ 落書き5byMカエルCV:小澤亜李 |
いつも心細そうな顔をしている物静かな少女。目を見て喋るのが苦手。打たれ弱いが、一度決心すると泣きながらでも石にかじりつきやり遂げる 芯の強さも持っている | 周りの人間と会話しながら全然違う内容をSNSに物凄い速さで発信できるマルチタスク人間。皆に注目されるセンセーショナルなニュースとして『帰宅部』のことを調べていた。 |
2年 峯沢維弦 | 『帰宅部』顧問 (※画像左)アリア |
維弦くんのWIREbyaruCV:梅原裕一郎 | CV:下田麻美 |
目も覚めるような美少年。その容姿故知る人ぞ知る有名人だが本人は無口で表情に乏しく、他者と関わることを好まず興味も関心もない | μと同時期に作られたバーチャルアイドル。メビウス内ではμの力が強すぎるため、元の姿を保てず小人のような姿になってしまっているらしい |