プロフィール
「帰る方法なら一人で探す…僕のことは放っておいてくれ」
CV | 梅原裕一郎(ゲーム・アニメ)、前野智昭(アニメ9話~) |
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メビウス年齢 | 高校2年生 |
誕生日 | 7月8日 |
身長 | 174cm |
花 | ニコチアナ/ラベンダー |
特記 | 連続攻撃に特化したピュアアタッカー |
カタルシスエフェクト | 刀剣/己の証明の喪失を隠匿する仮面(左半分) |
キャラクター像
目も覚めるような美少年。その容姿故に『メビウス』でも知る人ぞ知る有名人。『メビウス』内では高校2年生。『メビウス』歴は1年。
本編開始前から『メビウス』が偽りの世界であると気付いていたが、帰宅部の度重なる誘いを断り、一人で帰る方法を探し続けていた。その後、図書館の一件を経てカタルシスエフェクトの存在を知り、戦力獲得という点で「帰宅部」と利害の一致を見たため「入部」することになる。
言葉少ない人物で、性格と割り切るには歪なほど他人への興味・関心・理解する姿勢を持ち合わせない。
世間知らずな一面があり、配慮に欠けた言動で人を傷つけて平然として、帰宅部の面々を驚かせることも多い。
小池というクラスメイトがいるらしく、彼の情報源として幾度か話題に挙がるが、本人は顔もろくに覚えていない。
戦闘スタイルは近距離のアタッカー。防御は不得手(スティグマ等で多少補える)だが、連撃に特化した性能を持ち条件を揃えることで怒涛の乱舞攻撃が連続発生する。
(イージーモードだと死亡率がぐんと下がるが、延々と一人で無双し始めるので手早くレベリングやトラウマ解消目的でやるのには向かない)
関連イラスト
関連タグ
Caligula 帰宅部(Caligula) エクストリーム帰宅部
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「僕にも感情なんてものがあったとはな…………どうでもいいことか」
その怜悧な美貌と、感情の揺らぎが殆どない超然とした態度で、周囲から一歩引かれる孤高の存在、峯沢維弦。
だが、アリアは、文面が全てひらがなで打たれた彼のWIREや、世間ずれした言動から、実は周囲が思うようなクールキャラではなく、一人では日常生活もままならないポンコツキャラのボンボンだと睨んでいた。
そんな彼女によって『社会適応のための修行』の名目で丸め込まれた(この時点で既にアリアの推測は証明されているとも言える)維弦は、牛丼屋での1人メシをはじめとした様々なミッションを課せられ、その全てで天然ボケでは済まない期待以上のオモシロ行動を披露していく。
だが、そんな彼に1人カラオケを敢行させたある日、アリアと部長は彼の秘められた激情とその奥の空洞を知ることになる。
以降、更なるネタバレが記述されています。 |
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「……あぁ……あぁ!! そうさ……! 僕が自分で決めて自分でやったんだ! 何が悪い!」
現実での彼は、世界的なバイオリニストを母に持つ高校生。性別及び年齢は、メビウスでのものと同一。
一流のバイオリニストになるべく母によって幼い頃から生活の全てを管理されていた彼は、その立場と生来の美貌も相俟って、常に期待という周囲からの悪意なき重圧にさらされ続けていた。
何も自分でしなくて良く、またさせてもらえなかった生い立ち故に、生活能力も情緒も全く発達しておらず、それ故に自己を確立して「人形」から「人間」になる事に執着し、自立を渇望していた。
ちなみに、作中では母親の束縛から一人立ちすることに執着はするものの、母親を恨むような台詞はなく(「人形」として養育されている自分の不甲斐なさとして捉えているようである)、またバイオリンの演奏自体は(あくまで趣味としてだが)好きである模様。
かつて人生で唯一自分の意志で行った自傷によって出来た左顔面の大きな傷跡を自我の拠り所としていたのだが、最終的には周囲からの重圧に耐え切れなくなり、「安らぎにも似た孤独」を求めて『メビウス』に誘われることになる。
しかし、その際μ(ミュー)に「傷跡によって自らの美貌が損なわれた事」に絶望したと早合点されて顔の傷を消されたうえ、ご丁寧に「顔面限定の自動修復効果」までプレゼントされてしまった。
即ち、彼が現実への帰還を目指す理由とは、自己の存在証明である「顔の傷跡を取り戻す」事に他ならない。
イケPこと小池智也との交流から他者への敬意と興味を芽生えさせ、部長とアリアによって他人を頼る事を学んだ彼は、現実に帰ってからは小池の誘いを受けて彼と同じ職場(アパレルショップ)で働いているようである。